2017年度に新社会人となったみなさま、おめでとうございます。

ところで……新社会人を見守る立場である “現役組” のみなさま、ある調査によると、彼氏・彼女がいる新社会人はなんと38.7%もいるらしいのですよ。どうです、新人ちゃんを見る目がちょびっと変わるでしょう? 約4割の人が「交際相手がいる」と答えているこの現実……予想以上にリア充が多いのね~!

【現役組、新社会人に完敗】

調査結果を発表したのは、株式会社パートナーエージェント。2017年度入社の新社会人、20~25歳の男女230人に対し「恋愛と結婚」に対する意識調査を行ったところ、この38.7%という結果が導き出されたようです。

なお25~44歳の独身男女2200人を対象に行った別の調査では、「交際相手がいる」と回答した人は29.4%だったのだそう。数字だけ見ると現役組、新社会人に完全に負けております。いや別にいいんだけど、いいんだけども、なんとなーく複雑な気持ちになってしまうのはわたしだけではないはずっ。

【新社会人のみなさんの結婚願望は強め】

また新社会人に対し「あなたは結婚したいと思いますか?」と尋ねたところ、「現在交際している相手と結婚したい」人が23.0%、「いずれ誰かと結婚したい」人は59.6%。このふたつを合わせると、結婚したいと考えている人は実に82.6%もおりまして、こうしてみるとみなさん、結婚願望強めなようです。

「何歳で結婚したい?」という質問に対しては、男性は平均28.1歳女性は26.7歳と回答。20代のうちに結婚をキメたいと考えている人が多くって、20代の頃に結婚願望を持ったことがなかった30代のわたしは、驚いてしまいました。

でもわたしが子供の頃を振り返ってみれば、20代で結婚するのはスタンダード。「30代で未婚でも別に珍しく思わない」という考え方のほうが比較的新しい価値観であることは、否めません。

【「安定したい」気持ちの表れなのかも…】

新社会人のみなさんの世代(1990年代生まれ)は「さとり世代」と呼ばれ、 “欲がない” だの “消費しようとしない” だの色々いわれているようです。

しかし不景気の日本しか知らないのですから、それも当たり前っちゃ当たり前。「人生は不安定なもの」という考えが根底にあったら、安定というイメージの強い結婚に憧れを抱くのは、当然のことなのかもしれませんね。

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ(c)Pouch

▼「さとり世代は恋愛に興味がない」ともよく聞くけれど…そんなことはないのかも!?

▼社内恋愛にはあんまり積極的じゃないみたい