フェイスブックやインスタグラムにグルメ動画などをアップして人気を集める、ニュージーランド在住の「オリー・メーソン・クラーク(Ollie Mason-Clarke)」さん。

今回紹介するのは、2017年5月21日にオリーさんが投稿した1本の映像です。

広大な緑が広がる公園で、オリーさんはテーブルを設置。セッティングをした後、おもむろに取り出したのは空を飛ぶドローン。メッセージをくくりつけて、大空高く解き放ちました。

【ドローンがケンタッキーに参上】

そうして向かったのは、みんな大好き「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」のドライブスルー

店員さんはドローンからメッセージを受け取り、注文の品をドローンにセット。再び空へと舞い上がった後、オリーさんの元へ無事にチキンを届けてくれたのでありました。レッツ、チキンパーティー!

【楽しいことをしたかっただけ】

KFC のプロモーションか何かと思ってしまうところですが、オリーさんは「これはケンタの広告ってわけじゃないよ」と、現地メディア「ニュージーランド・ヘラルド」の取材にコメント。「単純に楽しい企画をしたかっただけ」なのだそうです。

でも、ドローンを飛ばしてお買い物って、いろいろと問題がありそうだけど……大丈夫なの?

【お店も協力していました】

今回の企画、ニュージーランドで KFC を展開するレストラン・ブランズ社の広報から、こんな回答があったそうです。

「撮影にあたっては、スタッフとお客様の安全を確保するために KFC の従業員、安全衛生責任者、店長が協力しています

なるほど、お店側がしっかりサポートしていたんですね!

とはいえ、日本と同様にニュージーランドの法律でも、どこでもドローンを飛ばしていい、というわけではないようです。「公道の上は飛行できない」「家などの上を飛ぶ場合は家主の合意が必要」などと定められているとのこと。

そこで、オリーさんがチョイスしたのが、公園に隣接しているお店。このお店だと、違法にならずドローンを飛ばせたそうですよ。

いろいろな条件があったとはいえ、ドローンがチキンを運んでくれるなんて、ほんとうに夢がありますね。空を飛んだチキンの味はさぞ、格別だったでしょう♪

参照元:FacebookNZ Herald
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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