2017年7月12日から日本テレビ系でスタートした新水曜ドラマ『過保護のカホコ』。主人公は両親に(特にママに)超過保護に育てられた娘、高畑充希さん演じるカホコです。

大学卒業を控え、現在就職活動真っただ中のカホコは実家暮らし。カホコが一体どれくらい過保護かというと、「毎日ママの手作り弁当持参」、「毎朝その日に着る洋服をママに決めてもらう」、「毎朝毎晩、ママの車で送り迎え」、「お誕生日会は親戚一同集めた会を2回、家族だけの会を1回、合計3回開いてもらう」……とまあ、こんな感じです。

そのほかにも「企業見学にママがついていく」など、なにかと黒木瞳さん演じる母親が介入してきます。そんな境遇に1ミリも疑問を持たないカホコに対し、懸念や嫌悪感を抱く人がいる一方で、共感する人も意外と多いみたいなんですよね。

【「わたしもカホコかも!?」という人の多いこと!】

1話目の放送後、そして7月19日の2話目の放送後にツイッターをチェックしてみると、あるわあるわ、「身に覚えがある」という声のオンパレード!

「共感ポイントありすぎで観るのしんどくなりそう」
「私に当てはまるものがたくさんある」
「昔の自分を思い出す。あそこまで、なにも決められない事はなかったが、似たようなものだった」
「なんだろうこの既視感」
「私も未だにママにお弁当作ってもらってる」
「私も学校まで迎えに来てもらったり駅まで送り迎えしてもらったり、お昼ご飯は作ってもらったり、ケーキ買って来てもらったり、誕生日パーティーは毎年家族にしてもらってるけどこれは過保護?」
「私も過保護のカホコちゃんだったんだな」

こういった「共感する」という声が数多くある一方で、「私もあんな風に何でも頼って生きてける星の元に生まれたかった」「母親が娘を抱きしめているシーンを見て私も母親にああされたかったなぁ と思った」といった声もあり、カホコをうらやましいと思う人も少なくなかったようです。

【考えさせられるテーマが多い】

このドラマは、カホコが竹内涼真さん演じる麦野初(むぎの はじめ)と出会ったことで、1人の人間として成長していくドラマでもあります。

1話目は「なんのために人は働くのか」、2話目は「人の二面性と悪意」と考えさせられるテーマが多く、そういった意味でも必見のドラマではないでしょうか。

カホコとは正反対の境遇に置かれている麦野くんがカホコを叱るたび、そして優しさを見せるたび、ツイッター女子たちは大騒ぎ。7月26日に放送される第3話では、カホコが麦野くんへの淡い恋心を自覚するようなので、こりゃ見逃せませんよ……!

参照元:日本テレビ日テレ無料 by 日テレオンデマンド、YouTube [1] [2]、Twitter検索 「過保護のカホコ 私も」 「過保護のカホコ 共感」
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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