本当に美味しい土産は、地元民が知っている!

旅行に行けば行くほど迷ってしまうもの……それはお土産! なんでこんなにお土産があるんだYO!! 雑誌のお土産ページが見開きで何ページもあるYO!!

そんな迷える子羊のためにあるのが、Pouchの「地元民が本当にオススメする土産シリーズ」なのだ★ 雑誌やテレビでもなく、手みやげの達人でもなく、地元民がガチで愛するお土産とは……?

今回ご紹介するのは鳥取県の「打吹公園だんご」です。

【推薦者:「この団子を食べて和菓子に目覚めました」】


オススメ土産:石谷精華堂 打吹公園だんご
推薦者:鳥取出身 山添さん
推薦文:明治時代から作られている、3色の餡にまぶされた小ぶりな団子です。一串あたりの大きさと甘すぎない餡が絶妙で、甘いものが苦手な方でもペロリと行けます。小さい頃にこの団子を食べて和菓子に目覚めました。

明治時代から作られているという歴史ある団子。「餡にまぶされた」とは、どんなお団子なんだろう? さっそくいただきます〜!

【なんて可愛い見た目!】

箱を開けてみると、中から出てきたのは小さな三色団子。コンビニで売られている団子の半分ほどのサイズ。

色は抹茶色・茶色・白色で、江戸時代のドラマにも出てきそう。サイズといい、デザインといい、とっても可愛らしいです!

Pouch編集部の御花畑マリコ記者はだんごと自撮りしていました。その気持ち、わからんでもない!

【普通のだんごと全然違う!】

見た目は普通のお団子だけど、食べた瞬間びっくり! あんこがおもちを覆っているではないですか!!

団子を半分に切ってみると、もち部分より、あんこの量のほうが多い感じです。これはあんこ好きには、たまらないかも! 味は抹茶あん、こしあん、白あんの三種。甘すぎない上品な味わい。あたたかいお茶ともよく合いそうです。

【おまけ:打吹天女伝説のパッケージも要チェック】

打吹公園だんごの入っていた箱には、天女が描かれています。これは鳥取県の倉吉のシンボル「打吹山」に伝わる物語「打吹天女伝説」からきているそう。この地方では広く語り継がれていて、日本昔話にも登場する「天女」の物語です。

ざっくり伝説を紹介すると、

水浴び中だった天女の羽衣を偶然ゲットした木こり。天女は「返してください」とお願いしましたが、木こりが返してくれないので仕方なく夫婦生活を営んでいました。しかしある日、ふたりの子供たちが隠してあった羽衣をみつけると、お母さんは羽衣を使って天に帰ってしまいました。悲しんだ子供たちは山に登り鼓を打ち、笛を吹いたけど戻ってきませんでした。

という内容。そんな地元の伝説と一緒にお土産を食べるのも、また違った楽しさがあるかもしれません。

参考リンク:石谷精華堂
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

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