今年のスタバ春の新作は攻めている! 先ほど紹介したさくら餅を飲んでいる気分になるモチの入った「さくらストロベリーピンクもちフラペチーノ」の他にも、酒粕入りの「さくら ストロベリー ピンク ミルク ラテ」など、今までに無い「和」の要素を取り入れているのです。

しかし酒粕を使ったさくらラテは、ぶっちゃけ好き嫌いが分かれそうな味の予感。私は酒粕がすきだけど、独特な匂いがあるものだし……ということで飲んでみました。

【酒粕は隠し味】

「さくらストロベリーピンクミルクラテ」は、さくらストロベリーソースに、温かなミルクを注ぎ、刻んだ桜の葉と隠し味に酒粕が入った粋な一品です。

【先に結論を言うと「酒粕」を感じない!が…】

まずは匂いをチェック! サクラと溶けたチョコが優しく香ります。が、酒粕独特のクセのある香りは感じません。

実際に口に入れたあとも、桜の香りとミルキーなストロベリーの味に心がほわりとするものの、酒粕です!(バーン)みたいな存在感はありません。

だけども…飲んだ瞬間カラダの芯からじわっと温まる気がするのです。これがもしかして酒粕効果? 酔っ払うとかそういったことはではなく、なんだかじわっと温めてくれるのです。

【俺と一緒にゆっくり春を待とうぜ…って語りかけてきてる?】

寒い冬に飽きたし、コートを脱いで重たいブーツも脱いで軽やかになりたい。でもまだ寒い。

「さくら ストロベリー ピンク ミルク ラテ」を飲むと、そんな春を待ち遠しく思う気持ちをこう励ましてくれるようにも感じます。

「まぁ落ち着けって。俺(ラテのこと)でも飲んで温まってさ、ゆっくり春を待とうよ。本当の春が来るまで俺が春の代わりだから…」

飲んだ瞬間感じる、上品な甘さとじわっとする心の温かさ、まさに恋をしたあの瞬間に似ている! 「さくら ストロベリー ピンク ミルク ラテ」は恋を知ったあの味なのかもしれないません。春よ、こい。

参考リンク:スターバックスコーヒー ジャパン
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch