現地時間2018年3月4日にアメリカ・カリフォルニア州ハリウッドで開催された、第90回アカデミー賞。名だたる俳優や著名な監督、作品づくりを支えるスタッフが集結した、いわば “映画人にとっての紅白歌合戦” のようなこの日に、ツイッターでひそかに話題になっていた人物がいるんです。

その人物とは、マコーレー・カルキンさん。世界的な大ヒット作『ホーム・アローン』シリーズに子役として出演、一世を風靡したことはみなさんの記憶にも残っていることと思います。

しばらく表舞台から姿を消していたカルキンさんですが、最近は再び映画界にカムバックし、俳優活動を続けている模様。

現在37歳だというカルキンさんが、一体なぜ話題になっていたのかというと……。

【兄さん、なにがしたいんすか】

アカデミー賞当日、カルキンさんはラーメンを作ったり、ギターを弾いたりペディキュアを塗ったりと、1人遊びを楽しむ様子を延々ツイッターへ投稿し続けていたのです。しかもなぜか、タキシード姿で。

「アカデミー賞を観る代わりに、〇〇しているよ」

カルキンさんはこの定型文に自分の行動を当てはめて、ツイッターへ連続投稿。先に挙げたもの以外にも「お人形とミニカーで1人遊び」「テレビゲーム」といったものがありました。……ってか、カルキンさん、あなた一体なにしてるんすか~!

【カルキンさん「ショーは観ない、でもツイッターでつぶやきまくる」】

実はツイッターの連続投稿をする前に、カルキンさんは「今日はアカデミー賞についてつぶやく。でも観るつもりはない。ショーを観る代わりにボクは何をしたらいいと思う?」とフォロワーに問いかけていて、その後も「マジでショーは観てないよ」と念押ししていたんです。

しかしツイートをすべて辿ってみれば、カルキンさんのこの日のタイムラインはアカデミー賞関連のつぶやきばかり。言葉とは裏腹に、がっつりチェックしているようにも感じられるほどでした。

カルキンさんは、その後もアカデミー賞についてさらなる言及を続け、受賞作品や出席した俳優たちに対して辛口コメントを連発。昨年からハリウッドを騒がせているセクハラ問題をバンバン皮肉るなど、約5時間にわたって饒舌につぶやきまくっていたのでした。

【斬新すぎる試みでした】

絶対に観ないけど、気になって仕方がない。まるで「好きな子にアプローチしたいけど意地悪しちゃう小学生男子」のような複雑さには首をひねるばかりですが、そう遠くない未来にぜひとも、授賞式の会場でその姿を観たいものですね……!

参照元:Twitter @IncredibleCulk
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼ラーメン作ったり…


▼ギター弾いたり…


▼オモチャで1人遊びしたり…


▼ペディキュア塗ったり…


▼ゲームしたりしてました