2018年4月22日、平昌オリンピックで2大会連続金メダルを獲得した羽生結弦選手が、出身地の宮城県仙台市で凱旋パレードを行いました。

河北新報の報道によると、午後1時半すぎにスタートしたパレードに詰めかけた人たちの人数は10万8000人(主催者発表)。地元のみならず、全国各地および海外からも、多くの羽生ファンが駆けつけたといいます。

そうしてパレードから一夜明けた、4月23日。ツイッターで突如勢いを見せ始めたのは、「#羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」というハッシュタグ。パレードに足を運んで写真を撮ってきた人たちが、渾身の1枚(?)を投稿し続けるこのタグは、1日中トレンド入りするほど人気を集めていたんです。

【どれもこれもアングル最高か】

ハッシュタグにもあるとおり、このタグに投稿されていたのは “下手くそに撮れてしまった” 羽生選手の写真。

凱旋パレードは人が多く、写真を撮るのも至難の業。羽生選手が頭にアタッシュケースを載せてバランスを取ってるように見える写真に、背景の緑に埋もれる羽生選手の後ろ姿がまるで “森へ帰っていく” ところみたいに見える写真に、360度カメラや信号がちょうど羽生選手の顔をまるっと隠してしまっている写真。

木々の葉っぱが羽生選手の頭と重なって、 “冠” みたいになっちゃっている写真。羽生選手のすぐそばにいるボディガードの人がメインになっちゃってる写真。さらには背景や手前にある緑にピントが合ってしまって、肝心の羽生選手がぼんやりしちゃっている写真などなど、力作(?)が勢ぞろいっ。

【プロからの投稿もあったよ】

この “祭り” に参加した人の中にはプロの方もいたようで、朝日新聞の映像報道部は、羽生選手ではなく観客が持参したくまのプーさんぬいぐるみにピントが合ってしまっている写真を投稿していました。現場がいかに盛り上がっていたかを示しているかのようで、コレはコレでいい写真~!

【幸せムードと羽生選手のサービス精神にじ~ん】

パレードと同じくらい熱い盛り上がりを見せていた、こちらのハッシュタグ。投稿されていた写真に共通していたのは集まった人たちがみ~んな笑顔だったことで、いかにハッピーな雰囲気だったかが見てとれます。

これに加えて感動したのは、羽生選手のサービス精神。身を乗り出して遠くの人でもわかるよう手を振ったり、「SEIMEI」ポーズをキメてくれたりと、集まった人たちのためなんとかして感謝の思いを届けようとする姿が、そこにはありました。

【こみあげる笑いを抑えきれないかも!?】

ちなみに……このタグはある意味オモシロ写真の宝庫ともいえるため、見進めるごとちょいちょい吹き出してしまうこと必至。公共の場で見るとちょっぴり危険かもしれませんので、なにとぞご注意を~!

参照元:Twitter #羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権仙台市河北新報オンラインニュース
Photo:ザキ ⛸次はfaoi幕張日曜, used with permission.
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼全部が全部、いい写真だナ~~~