本日2018年6月29日金曜日は、テレビ朝日系アニメ『クレヨンしんちゃん』の放送日。そしてこの日が、野原しんのすけ役の声を担当する矢島晶子さんにとって、最後の出演日となります。

放送開始当初から現在に至るまで、26年3カ月という長きに渡って、 “しんちゃん” の声を務めてきた矢島さん。

幼い頃から親しんできたあの声をもう聞けなくなるかと思うと、鼻の奥がツンとするような寂しさに襲われます。

【降板理由は「声を保ち続けるのが難しくなった」ため】

テレビ朝日の「クレヨンしんちゃん」ホームぺージには矢島さんご本人からのメッセージが掲載されいて、降板の理由を自ら説明しています。

「このたび、野原家から離れることに致しました。理由は、しんのすけの声を保ち続けることが難しくなったためです」
「キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現ができにくくなってしまった」

ということで、 “しんちゃん” 役は降板するものの、声優のお仕事は続けるとのこと。またいつかどこかであの声を聞くことができると知って、心の底からほっとしましたよ……!

【2代目・しんちゃんは少年役に定評のあるアノ人】

7月6日の放送回から新たに “しんちゃん” 役を務めるのは、これまで数多くの少年キャラを可愛く元気いっぱいに演じてきた、声優の小林由美子さん。

代表作は『デュエル・マスターズ』シリーズの主人公・切札勝舞、『焼きたて!! ジャぱん』の主人公・東和馬など多々ありますが、特筆すべきは「10代前後の少年の声をやらせたら右に出るものはいない!」と言えるくらいに、とにかく男の子の声が絶品だということ!

【ツイッターには「寂しい、でも2代目しんちゃんも楽しみ!」という声が】

2代目・しんちゃんの小林さんは、

「このような大役を仰せつかり光栄とともに責任の重さを痛感する毎日です」
「この凡人では思いつかない “しんちゃん像” を作り上げた矢島さんに改めて畏怖と尊敬の念でいっぱいです」

と、『クレヨンしんちゃん』ホームぺージにコメントを掲載。大きなプレッシャーを感じているようにも見えますが、ツイッターをチェックすると歓迎する声の多いこと!

矢島さんの降板に対し「寂しい」「ショック」「録画しなきゃ」といった声があがる一方、「小林さんのしんちゃんを早く聴きたい」「やっぱり寂しいね。でも小林由美子さんのしんのすけも楽しみなのは事実」といったコメントも多かったのが、非常に印象的でした。

【約四半世紀、しんちゃんを演じ続けてくれてありがとう】

ちなみに、7月6日からは主題歌も変更。ゆずが歌う『マスカット』になるということで、新たな気持ちで “しんちゃん” を楽しむことができそうです。

改めて矢島さん、26年間お疲れ様でした。泣いたり笑ったりと、わたしたち視聴者をとことん楽しませてくれて、本当にありがとうございました!

参照元:クレヨンしんちゃんTwitter @crayon_officialTwitter検索 クレヨンしんちゃん 声優Twitter検索 小林由美子
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼6月29日は『野原家プリンウォーズだゾ』と『防衛隊の会議だゾ』の2本立てだゾ~!


▼2代目・しんちゃんの小林さんはツイッターでもコメントしていました