「先日女子大生と話す機会があったのですが、言っていることが意味不明すぎて全然理解できなかったんですよね」

そんなふうに話してくれたのは、Pouch 編集部のアラサー女性スタッフ。 “言っていることが意味不明” って……そもそも、そのセリフこそが意味不明なんですけども!?

一体どういうことなのか深堀りして聞いてみたところ、どうやら女子大生はアルバイト先を「バ先」と略すなど、ことごとく言葉を省略しすぎていたことが判明。

いつの世も若い世代は新しい言葉を生み出すことが好きなものですが、どうやら2018年夏は “極端すぎる省略語” が「なう」なワードのようですぞ……!

【文字数が津軽弁レベル】

先に挙げた「アルバイト先をバ先と略す」という例からわかるように、アルバイトというワードから文字数を一気に減らして「バ」

同じような例だと、「まじ?」を「ま?」、「ちなみに」を「ちな」、「了解」を「り」などと略すらしく、省略のクセがすごいっ。津軽弁かってぐらいに(例:わたし→わ)言葉を省略するのが今の主流のようで、そりゃ何も知らなかったら、 “意味不明状態” にもなりますわな~!

【スパイが使う暗号か】

なお「バ」の応用編は、「バおわ」。勘のいい方ならすでにお気づきでしょうが、こちらは「バイト終わり」という意味だそうです。 そして「こま?」は「これ、マジ?

ということは、「バおわ~(バイト終わった~)」「り(了解)」という会話が成り立つということですね……いやもうこれ、完全にスパイが使う暗号じゃないですか!!!

【女子大生「アプリ『SNOW』はもう古い」】

“極端すぎる省略言葉” 以外にもうひとつ判明したのが、『SNOW』はもう古いという衝撃の真実。

「せっかくメイクしておしゃれしたのに加工したら、努力が台無しじゃないですかw それに自分との顔のギャップが違いすぎて、むしろ辛くなる」(女子大生談)

とのことでして、先日 Pouch でもお伝えしたとおり、やはり今は「加工なし」が好まれる時代らしいんです。

【自撮りは「盛りすぎNG」】

スタッフを通じて聞いた女子大生の話をまとめると、

「努力してメイクしたり、絶景を収めたりしているのに、『加工でしょ』で片付けられるのはもったいない。それに自分の本当の顔とのギャップが大きすぎて、違和感があることも否めない。とはいえ少しは加工するけど(するんかい)、基本は『違和感がない程度』

といった感じ。みなさん、これこそがイマドキの乙女心のようですよ。 “盛りすぎはNG” って、なんだか “いろいろやりすぎて1周回った感” がありますねぇ(しみじみ)。

【結論:衝撃的だったけど超おもしろい!!!!!】

いかがだったでしょうか。言葉や流行は時代を反映するものですが、相も変わらず目まぐるしく移り変わっていくものなんですねぇ。

次はどんなものや言葉や流行がバズるのか、引き続き調査を続けていきたいものです……!

画像=Pouch編集部
執筆=田端あんじ (c)Pouch