訪れやすい距離、フレンドリーな人々、絶品グルメなどなど、旅好きな日本人の心をとらえて放さない台湾。国内での台湾人気は年々高まっていて、近年の「タピオカミルクティーブーム」もあり、続々と台湾のフードショップが日本に上陸しています。

そんな中、2018年10月11日に東京・三軒茶屋に開店したのはソフトクリーム店「蜷尾家 / NINAO(ニナオ)」。2012年に台南にオープンした後、またたく間に人気となり、連日行列が絶えないというその味を、ついに日本で味わえる日がやってきました!

【「蜷尾家/NINAO」グローバル1号店】

110種類ものフレーバーから、数種類を日替わりで提供するというスタイルで人気となった台南発のソフトクリーム店「蜷尾家/NINAO」。三軒茶屋にオープンした日本1号店では、毎週2種類のフレーバーが提供されるそうです。

さらに、日本1号店として、本国にはない新メニュー「ティーゼリー入りのお茶」も販売するとのこと。開店前日のプレオープンデーにはたくさんの人が集まっていました。

お店の外観は予想外にも「和風」で、のれんや提灯、茶屋風のベンチも! 店内にも軽く腰かける場所があり、座って食べられるのがいい感じ。 出店した通りは大学の通学路にもなっているので、男女問わず若い人が大勢並んでいましたよ〜!

【「東方美人茶」&「塩ミルク」のソフトクリーム】

プレオープンデーに用意されていたフレーバーは、本国台湾で人気の「塩ミルク」(税込380円)と、日本限定の新フレーバー「東方美人茶」(税込540円)の2種類。

まずは「東方美人茶」のソフトクリームをいただいてみました。

ひとくちめからフワッと香るお茶の味と、舌に残る苦味が大人の味〜っ! 甘さは本当にひかえめで、ソフトクリームを食べているのに口の中がさっぱりと洗い流されていくようです。

まさに、お店のコンセプトどおりの“スキアマ(スッキリと甘い)”フレーバー。これは甘いものが苦手な人でも気に入りそう。

もうひとつの「塩ミルク」も、やはり甘さはかなり控えめ。ミルクのコクとほんのり感じる塩気が絶妙で、こちらもおいしい!

まったく異なるタイプのお味で甲乙つけがたいですが、お茶好きの人には間違いなく「東方美人茶」味をオススメ。なかなかほかで食べられないフレーバーだと思います!

【ドリンクメニューも気になる】

さらに、日本上陸にあたって開発されたという「ティーゼリー入りのお茶」も試飲。鉄観音茶、東方美人茶のほか、ミルクティーで味わう紅玉茶がありました。

私は東方美人茶をチョイス。うれしいことに、お茶の温度は常温・コールド・ホットの3種類から選べます。ホットで注文すると、肝心のゼリーが入らないとのことだったので、常温でオーダーしました。お値段はMサイズ税込430円。

お茶の香りを味わいつつも、ツルツルと口に入ってくるゼリーの食感が楽しい〜! でもお茶でもソフトクリームでも同じ東方美人茶を頼んだのは失敗でした。どっちも同じ香りです(当たり前だ)。

ゼリーの写真を撮りたくてミルクティーを避けたのですが、次は絶対に紅玉茶が飲みたい! あまりなじみのないお茶かもしれませんが、紅玉茶は台湾国内でも供給が追いつかないと言われるほどの超高級茶なんですよ〜っ。

【当面は日替わりでフレーバーを紹介】

ここでご紹介したソフトクリームのフレーバー「塩ミルク」と「東方美人茶」ですが、実は開店当日限定。オープンから10月16日までの期間は、日替わりで違うフレーバーを提供するそう!

10月17日以降は、毎週水曜日にフレーバーを切り替えるんですって。訪れるたびに新しい味との出会いがあったり、お気に入りのフレーバーを堪能するために何度も足を運んだり……という楽しみ方ができそうです。

さらに、ミルクティーのフレーバーも週替りとのこと。これからの季節、ソフトクリームを食べるには寒いという日でも、台湾ならではのお茶を楽しめる場所として訪れるのもアリですね♪

【今回訪れたお店】
蜷尾家/NINAO(二ナオ)三軒茶屋店
住所:東京都世田谷区三軒茶屋1丁目33-15
TEL:03-3421-2170
営業時間:平日12時~23時/土日祝11時~23時

参照元: 蜷尾家/NINAO(二ナオ)
撮影・執筆=森本マリ (c)Pouch

▼夜23時まで営業というのもうれしい

▼和風の外観で落ち着きます

▼すぐ近くには、タピオカミルクティーで人気のTHE ALLEY(ジ・アレイ)も