年齢を重ねてゆくごとに、お肉よりもお魚のほうを体が欲するようになってきた……という話はよく聞きます。
実はわたしもそのひとりなのですが、お魚って、切り身はいいけどまる一匹はハードルが高いんですよねぇ。お魚をさばくなんて、できたらうれしいけど、とてもとても。
そんな風潮に待ったをかけるべく立ち上げられたのが、日本財団が手がける「日本さばけるプロジェクト」。魚を愛する日本人だもの、もうすこし魚をさばけるようになってもいいんじゃない、といった感じで、お魚のさばき方を広めているようです。
そして、このプロジェクトが運営するYouTubeチャンネル「さばけるチャンネル」の「使える」っぷりときたら、もう神レベルなんです!
【手順がめちゃめちゃわかりやすい!】
約100魚種の魚のさばき方をはじめ、お刺身に必須な大根のつまの切り方、包丁の種類や研ぎ方、持ち方までをも網羅。
さらにはお買い物中に役立ちそうな “鮮度の見分け方” といったハウツー動画までそろっている「さばけるチャンネル」は、2018年10月18日には動画再生回数1000万回、チャンネル登録者数10万人を突破するほど大人気。
“かゆいところまで手が届く” 内容となっているため、魚をさばく初心者どころか料理初心者にとっても、わかりやすいんじゃないかと思うんです。
実際、YouTubeには魚のさばき方のチュートリアル動画は星の数ほどありますが、わかりやすいかどうか、使えるかどうかはもう千差万別。でも、「さばけるチャンネル」の動画は本当にわかりやすいんです。これならできる! そうだ明日魚買おう! と思ってしまいます。
【海の幸ならなんでも網羅】
「さばける」動画のラインナップを見てみると、もうすぐ旬を迎えるブリ、刺身に塩焼きにムニエルに鯛めしと様々な調理法で楽しめる真鯛。イカやアワビといった軟体類と貝類に、伊勢海老などの甲殻類と、海の幸ならもう、なんでもござれ。どんな魚を買っても、食べるところまできちんと導いてくれそうです。
素人にはハードルが高そうな「カツオのたたき」も、チュートリアルに従えば簡単にできちゃいそう。下処理から包丁の入れ方はもちろん、焼き方から完成に至るまで、一連の流れをすべて解説付きで説明してくれておりまして、これさえ観ればお家で美味しいカツオのたたきが楽しめますよ~!
【これを機に「おさかな名人」になってみる?】
近所の魚屋さんで「さばき方がわからないから」とスルーしてきたお魚たちが、一気に「安くておいしい食材」になること間違いなしの、この「さばけるチャンネル」。
最初は練習あるのみ、だけどお魚を上手にさばくことができたときの達成感はまた格別でしょう。おさかなに出会うたびに練習して、おさかな名人を目指してみるの、悪くないかもしれませんね。
参照元:プレスリリース、日本さばけるプロジェクト、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼ブリ
▼真鯛
▼鰻
▼カツオのたたき
▼アジの鮮度の見分け方
▼包丁の持ち方
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