TwitterやFacebookなど、SNSで人気になるネコさんはこのところ多いですよね。有名無名問わずたくさんのニャンコが、今日もどこかで誰かの心を癒しているに違いありません。

その中でも、今回注目したいのが “ねこ専務・ダイゴロウさん” です。

ダイゴロウさんは「株式会社ソノリテ」にて “専務” として勤務するニャンコ。雪のような真っ白ボディーがチャームポイントな彼、その見目麗しくもかわいらしい姿や働きぶりを、ツイッターアカウント「専務秘書」(@D56_secretary)がほぼ毎日報告してくれているんです。……って、ねこ専務、秘書までいるんですか!?

【ただゴロゴロしてるだけに見えるケド…】

ツイッターで「秘書」さんが報告しているダイゴロウ専務のお姿といったら、お昼寝したり、もふもふお腹を撫でてもらったり、ブラッシングされたり……実にゆったりとした毎日を過ごしているようです。

用意されたたいへん立派な「専務ハウス」(ダンボール製)に身を潜めてみるなど、猫らしく、自由気ままに振舞っておられる模様。

【これでも「仕事中」ニャんです】

しかし実は専務のふるまいは「働き方改革の推進」という重要なお仕事でありまして、

・「社員と遊んであげる」「社員になでなでさせてあげる」といった癒しを提供し、アニマルセラピーによる業務の効率化を図る

という、立派な目的に基づいたものなんです。

なお、そのほかにもダイゴロウさんは、

・広報活動(人材採用に向けたPRも含む)
・来社してくれたお客様へのご挨拶
・専務グッズのモデル

などさまざまな業務をこなしておいでで、多忙な日々を過ごしているのです。

専務秘書さんによれば、ダイゴロウさんの初出社日は2014年12月19日。それからずっと4年以上にわたって専務としての職務を全うしているなんてエライ、エラすぎる……!

【壮絶な過去をもつダイゴロウさん】

こんな感じで、ねこ専務としてソノリテ社員のみなさんを癒し、見守り続けているダイゴロウさんですが、じつは彼には壮絶な過去があったようなんです。

というのも、実はダイゴロウさんは “元・捨て猫” 。生後1カ月のとき、縛ったビニール袋に入れられたあげく、ゴミ捨て場に捨てられていたのだとか。社員さんが偶然発見し、あわてて袋を開けたときには、酸欠なのかグッタリしていたといいます。

あのとき誰も気づかなかったら、消えていたかもしれない命。そして奇跡的に救われたあとも、もらい手が見つからなかった彼。それが、社長さんの「ウチで飼おうか」という言葉をきっかけに、“専務・ダイゴロウ” として忙しいながらも幸せな生活を送れるようになったそうです。ほんとによかった、ダイゴロウさん!! ちなみにこのあたりのストーリーは同社Webサイトにくわしく書かれているので、ぜひご一読を。

【「専務秘書」はどうやって選んでいるの?】

そういえば、猫ながらにして専務ってだけでもすごいんだけど、専務秘書がいるってのもまたすごい! わたしもなりたいな……ということで、ダイゴロウさんの秘書になるためにはどうしたらいいのかソノリテさんにたずねてみたところ、

「社員からの希望を聞いた上で、専務のお世話からツイッターなどの広報面まで担えると判断した人に声を掛ける形で選出しています」

とのことでした。

なお、三代目となる現・専務秘書の方はダイゴロウさんの存在を知ったことで前社からの転職を希望したという、筋金入りのダイゴロウさんファン。

入社してからは「ダイゴロウさんに関わるなんらかの業務に携わりたい」という要望を伝え、担当引き継ぎの際に、社長じきじきに声をかけてもらったということでした。

“推し” への愛が深すぎる専務秘書さんが来てくれて、本当によかったねダイゴロウさん!

【ねこ専務グッズもあるよ】

今回を機に、ダイゴロウさんのファンになったというみなさんは、特設オンラインショップ「ねこ専務秘書室」にアクセス。こちらではダイゴロウさんグッズをゲットできるので、さっそくチェックしてみてはいかがでしょうか。

参照元:Twitter @D56_secretary株式会社ソノリテfacebookねこ専務秘書室
画像=@D56_secretary used with permission ※画像転載不可
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼ “ねこ専務” として初出勤した当時のダイゴロウさん(まだ子猫!)

▼ツイッター見てにゃ~~~