アメフトのプロリーグ、NFLの優勝決定戦である「スーパーボウル」はアメリカの国民的スポーツ行事。勝負の行方はもちろん、話題になるのが豪華アーティストが登場するハーフタイムショーです。

現地時間2019年2月3日に開催された第53回スーパーボウルのハーフタイムショーのステージに登場したのは、人気バンドのマルーン5

『This Love』に『Girl Like You』、『Moves Like Jagger』に『Sugar』など誰もが聴いたことがあるヒット曲を次々披露し、選曲は “ヒットメドレー” 状態。

最終的には着ていたタンクトップを脱ぎ捨て半裸になる(!)などホットなステージを展開し、会場が大いに湧いたことは言うまでもありません。

【2人の有名ラッパーも出演】

13分50秒に渡るハーフタイムショーは、NFLの公式YouTubeチャンネルから視聴することが可能です。

マルーン5のほかに出演していたのは、ラッパーのトラヴィス・スコットさんとビッグ・ボーイさんで、スコットさんはアニメ『スポンジボブ・スクエアパンツ』のイントロダクションを経て、火の玉となって(!)ステージへと降臨。

炎の演出に包まれながらグラミー賞にもノミネートされた『SICKO MODE』を披露して、背中から観客席へとダーーーイブ!

一方のビッグボーイさんはというと、オープンカーに乗って華麗に登場。ラグジュアリーなファーコートに身を包んだまま、マルーン5のボーカルであるアダム・レヴィーンさんとともに『The Way You Move』を歌いあげました。

【ドローンの演出にも注目してみてね】

途中でゴスペルのコーラスが加わったり、ドローンによる壮大な光の演出があったりと、今回も最後まで見どころ満載のステージ。

動画は公開からわずか2日ほどで、再生回数は625万回超にまで達しています。

【開催前に起きていたこと】

実は今回のハーフタイムショーは開催前から問題が多く、当時オファーを受けていたリアーナさんやカーディBさんが相次いで出演を辞退したことが、物議を醸していました。

事の発端は、2016年の国歌斉唱時に起こった、アメフトのコリン・キャパニック選手が膝をついて人種差別に抗議した一件。NFL全体に拡大し、後に大きな社会問題へと発展したこの事態が、アーティストたちにも大きな影響を与えていたんです。

【マルーン5からのメッセージ】

いろいろあったものの無事に大役を務めたマルーン5のみなさんは、インスタグラムに

「世界最大の舞台でプレーするこの歴史的な機会を宇宙に感謝します。私たちの夢を叶えてくれるファンのみなさんに感謝します。そしていつも、もっとうまくやるように私たちを駆り立ててくれる、批評家のみなさんにも感謝します」

とコメントを投稿しています。ぜひ今すぐあなたのその目で、ハーフタイムショーの全貌をたしかめてみてください!

参照元:YouTubeTwitter @NFLTwitter @SuperBowlInstagram @nflInstagram @maroon5
執筆=田端あんじ (c)Pouch