学校が舞台のドラマや漫画をみていて、ふと気がついたことがあったんです。

それは、学生たちが上履きではなく “サンダル”のような靴を履いている作品がたまにあること 。上履きではなくサンダルを履いていることが衝撃的すぎて、「え、もしかしてトイレのサンダルそのまま履いてきちゃったの?」と、一瞬脳がバグってしまいました。

福島県で学生時代を過ごしてきたわたしは靴系の上履き(上靴)しか知らなかったのですが、もしかしてサンダルの学校って意外と多いの!?

【上履きにサンダルを履いていた人を探してみた】

謎を解くべく、 Pouch 編集部内で一斉調査を開始。

北海道・埼玉・千葉・東京・長野・静岡・京都・大阪・和歌山・福岡・長崎という様々な都道府県出身のスタッフたちに話を聞いてみたところ、たったひとりだけ、「サンダルを履いていた」と答えた人物がいたのです。

【元・静岡県民「高校のとき履いてた」】

それは静岡県出身の男性篠宮チュンさん。

高校時代、学年ごとに色が違うサンダルを上履きとして履いていたそうで、使い心地は「普通のシューズ系より汚れも目立たないし手入れが楽でよかった」ということでした。

ふむ、たしかにお手入れはラクチンそう。上履きって履き心地はいいけれど、汚れやすいし、洗うという行為がひたすらダルかった思い出があるもんね……。

【上履きがない学校も!】

ちなみに上履きは地方によって個性があるようで、そもそも上履きすらない学校もある模様。

東京と大阪で高校時代を過ごした人の話によれば、校内でも土足だった(!)というのだから、驚いた次第です。

また福岡出身者によると、学校で走らないための特別なスリッパが存在していたとのこと。その辺では売っていないような超特殊なデザインだったと、遠い目をしながら話してくれました。

そのほか “上履き” と一口に言っても、靴紐がついた運動靴系からストラップがついたスクールシューズ系まで、種類はさまざみたい。さてあなたの学校では、どんな上履きが採用されていたでしょうか。

イラスト:百村モモ
執筆=田端あんじ (c)Pouch