野良着(のらぎ)、それは古くからある日本の「畑の仕事着」。強い日差しや風雨、外傷や虫などから身体を守りつつ、動きやすさと快適さを実現するという、さまざまな知恵が凝縮されたウェアといえます。

そんな野良着、何よりもまず機能性第一で見た目は二の次、といったイメージになりがちですが、実は最近ではオシャレなものが登場しているらしいんです。

それが、(株)ユニワールドの手がける「のらスタイル」というブランド。世の女性たちが「明日、会社に行くのが楽しみ★」な服を求めるのと同じく、「明日、畑に行くのが楽しみ★」なアイテムを世に送り出しているんです。

そして、「のらスタイル」のコーデをまとめたフリーペーパーがあるんですが、もうそれが完全にファッション誌! 今回は「のらスタイル通信」2019年春夏号の中身を皆さんにもご紹介しましょう。

【女性ファッション誌さながらの特集タイトル】

「のらスタイル通信」2019年春夏号の目玉は、専属スタイリストが提案する、同じ生地・柄の帽子&腕カバーでおしゃれを楽しむ“簡単おそろいコーディネート”

今春は帽子と腕カバーがおそろい生地で13色デビューするそうで、おそろいで身に着けるとオシャレなコーディネートが簡単にできちゃうんだとか!


たしかに帽子と腕カバーが同じ生地なだけでファッション度高まる~! 小花模様とピンク色が可愛らしい「フルーレットピンク」やフレッシュでさわやかな雰囲気の「菜の花グリーン」など、生地のデザインも従来の野良着のイメージとは異なりますね。ほんとにオシャレ野良着だ!



しかも「首元を大きく開けて巻くと小顔効果」とか「履くだけでバランスが良くなる、ロング丈長靴」など、コーデ指南もしっかりついてる! 文字だけ見てると女性ファッション誌と変わりませんが、首元に巻くのは手ぬぐいで、履くとバランス良くなるというのも長靴というのは野良着ならではですね……。

【もしや子どもがいる主婦にもよいのでは……】

「のらスタイル通信」にはほかにも農作業に適しつつもデザイン性も考えられたシャツやパンツ、帽子などがいろいろと紹介されています。オンラインでも見ることができますので、ありふれたファッション誌には飽き飽きしたという方にはおすすめしたいです。

最近、作業着メーカーの「ワークマン」が主婦などに注目されていたりするし、「のらスタイル」も農家の人以外にも意外とアリかも……なーんて思ったり。趣味でガーデニングやプチ農業をやっている女子はもちろん、小さな子どもがいるお母さんにもよさそう。


たとえば「畑のストレッチカーゴ」は、ストレッチチノ素材でかがんだときに邪魔にポケット位置、背中が出にくい深めの股上、ウエストは総ゴム&ひも仕様だそうな。それでいてお値段2288円(税別)……! 5歳児息子と日々走り回り、雨の日も風の日も自転車で保育園に送り迎えする私からするとかなり欲しいアイテムかもしれないです、これ。

参照元:プレスリリース
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼女性ファッション誌の1ページにありそうなコーディネート企画