なにげない落ち葉からすばらしい芸術作品を作り上げてしまう海外のアーティスト、スザンナ・バウアー(Susanna Bauer)さんをご紹介します。
彼女が生み出すのは、葉っぱとクロシェ(かぎ針のレース編み)を融合させたアート。作品を見れば、ふたつの異なる素材が組み合わさることで、驚くほど繊細で美しい化学反応が起きることがわかるでしょう。
【葉っぱの外側をぐるりと囲むレース】
葉っぱとクロシェの融合って? 言葉から想像するのは難しいですが、たとえば葉っぱの外側にぐるりとレースがついた作品。
落ち葉は手でさわればパリパリと崩れてしまいそうなほどもろく感じますが、そんな葉っぱにちゃんと糸を通して編めるのがすごいですね。
葉っぱと糸の色が似ているからか、異素材の違和感もなく、見事にひとつの作品として仕上がっています。
【トリックアートのような作品も】
なんと立体的なものもあります。ユニークなのは葉っぱの一部分をまーるくくり抜き、かぎ針で筒状にレース編みしてつなぎ合わせた作品。
くり抜いた部分だけ盛り上がって見えて、まるでトリックアートみたい。
【葉っぱと手芸から生まれるぬくもり】
スザンナさんの作品は、自然の中にある葉っぱと人の手によるレース編みが組み合わさることで、人工的ではないあたたかさが伝わってくるのが魅力ではないでしょうか。
スザンナさんの作品は彼女のインスタグラムからどうぞ! 発想や構図も面白くて、一点一点じっくりと鑑賞したい気持ちにさせられるに違いありません。
参照元:Instagram @susanna_bauer、SUSANNA BAUER
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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