テレビなどでよく見かける、街中からの中継シーン。その背景には往々にして、行き交う人が映り込んでいますよね。

先日、アメリカ・ニューヨークのニュース番組「ABC7 Eyewitness News」のレポーターであるダーラ・マイルズ(Darla Miles)さんが、中継の途中にあることを行い、ネットを中心に大きな注目を集めました。

【レポートしている目の前を横切ろうとする人が!】

マイルズさんが中継していた場所は、事故で閉鎖された港湾局のバスターミナル。

たくさんの人々が往来するなかでレポートを始めたマイルズさんでしたが、突如、マイルズさんとカメラのあいだを通り抜けようとする男性が現れます。普通なら、やや戸惑ってしまいそうなシチュエーションですが……。

【全く動じずスムーズに対応】

マイルズさんはというと、全く動じず。そのままレポートを一切やめることなく、そっと左手を差し出し男性が前に進まないよう制したんです。

一方、男性のほうもあまり動じず、「おっと失礼」と方向転換してくれて、レポートは中断されることなく続いたのでした。

【ネットの声は賛否両論】

「ABC7 Eyewitness News」は番組公式ツイッターで、マイルズさんが行った一連の行為を紹介。「これだからダーラ・マイルズが好きなんだよね」と絵文字つきでつぶやき、4万1000超もの「いいね」を集めています。

ただ、好意的な声もある一方で、「通行人の男性に対して失礼」「男性が転んだり、最悪やり返される可能性もあると思う」「これがもし、男性レポーターが女性を制したとしたら大問題になりかねない」といった声もあり、意見は賛否両論といったところ。

映像を見るかぎり、男性は故意にテレビの前を横切ろうとした印象はなく、そもそもテレビ中継クルーの存在が視界に入っていなかったようにも見えます。

マイルズさんの冷静さもさることながら、この男性が穏便に踵を返してくれたからこそ、無事に中継を終わらせることができたのでしょうね!

参照元:Twitter @ABC7NY
執筆:田端あんじ (c)Pouch