全国的に多い名字の代表格とされる「鈴木」。皆さんの周りにもひとりやふたりは「鈴木さん」がいるのではないでしょうか。もしかしたら、自身が「鈴木」姓だという人もいるかもしれませんね。
そんな名字を商品名そのものにしちゃった入浴剤が「薬用入浴剤 鈴木」。
……大胆すぎるネーミングセンスで、一度聞いたら忘れられなくなる~っ! でも、なんでそんな名前をつけたの? そして一体、どんな色や香りの入浴剤なんでしょうか?
【商品名にはこんなエピソードが……!】
販売元の紀陽除虫菊によると「鈴木」姓の直系の先祖をさかのぼると、和歌山県海南市藤白にある「鈴木屋敷」に住んだ鈴木一族にたどり着くという説があるのだとか。
平安時代末期、この鈴木一族は「紀州藤白鈴木家」として、藤白神社にある「鈴木屋敷」で上皇や法皇をお迎えし、熊野三山の案内役を務めていたのだそう。そこから熊野信仰の普及のために全国各地を訪れ、多くの分家を作り、信仰者に同じ姓を与えたことから日本中にたくさんの鈴木家が誕生した……という言い伝えがあるそうです。
そして長い時を超えて現代、同じ海南市にある入浴剤メーカー・紀陽除虫菊がこの言い伝えに着目。全国の鈴木さんに鈴木姓のルーツと海南市に思いを馳せてほしいとの思いから、今回、「鈴木」という名を商品名としてつけたのだそう。
な、なんて壮大なエピソードなの……これは鈴木姓じゃなくても使ってみたくなりますね!
【お風呂じゅうに広がる森の香り】
入浴剤は昔ながらの粉末タイプで、心安らぐ森の香りと緑色の湯色が特徴だそう。これは、熊野三山のシンボルともいえる深い森林をイメージしているのかも。まるで森林浴をしているかのような、リラックスした気分に浸れそうです。
このほか、当帰(とうき)や人蓼(にんじん)、生姜(しょうきょう)といったエキスも配合されていますよ。
【鈴木さんへのギフトにピッタリ!?】
習字のような字体で大きく「鈴木」と書かれたボトルもレトロでインパクト抜群の「薬用入浴剤 鈴木」。友人やお世話になった鈴木さんにプレゼントしてみてはいかが?
価格は税込1980円、箱に入った2本入りが税込4400円。お求めは紀陽除虫菊のオンラインショップなどからどうぞ!
参照元:KOKUBO PRESS、紀陽除虫菊
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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