日本で高い人気を誇る、株式会社フローフシ製品のモテマスカラとモテライナー。その人気はお隣の韓国にも伝わり、韓国国内で販売されるようになりました。
ところが2020年1月7日、朝鮮日報が、これらの製品から化粧品には使用できない放射性物質が検出されたと報道したのです。
混乱が続くなか、株式会社フローフシがホームページに声明を出し注目を集めています。
【報道された内容は?】
朝鮮日報の報道によると、2019年12月18日に、食品医薬品安全処が旧FLOWFUSHI製品10品目から使用禁止の原料である放射性物質トリウム(Th-232)とウラン(U-238)を検出。
該当する旧モテマスカラ7品目・モテライナー3品目の販売を即時中止させるとともに、回収措置を取ったとのこと。
これに伴い、製品を国内単独で取り扱うCJオリーブヤングが全国の店舗で撤去を行ったほか、オンラインショッピングモールでも販売中止および回収されるといいます。
ただし、化粧品に使用することができない放射性物質は確認されたものの、「生活周辺放射線安全管理法」に基づく年間被ばく線量の安全基準(年間1ミリシーベルト)を大きく下回る水準だったとも報じられています。
【声明全文】
この報道を受けて、1月7日同日、旧FLOWFUSHIが声明を発表しました。以下、全文です。
1月7日、韓国で旧FLOWFUSHI製品のモテマスカラとモテライナーの一部ロット※から放射性物質が検出されたとの報道がありましたが、韓国の食薬庁の発表によっても、当該製品の放射線量は、韓国の生活周辺放射線安全管理法が定める年間被ばく線量の安全基準よりもごく低いレベルで、安全性にはまったく問題がないとされています。
もとより、当該製品を含む弊社製品について、日本国内の薬機法等関連する法律に抵触した事実は一切なく、また過去、日本国内において第三者機関が実施した検査でも、当該製品の放射線量が日本のガイドラインの基準範囲を超えたこともなく、私たちが通常に生活している空間の放射線量以下であり、一切問題がないとの結果が出ていますので今まで通り安心してご使用ください。
現在韓国では、旧FLOWFUSHIの一部製品を韓国内の販売代理店を通じて販売しておりますが、弊社では関連する全法律を遵守して製造をし、日本でのすべての安全性の検査もクリアした上で日本での販売、輸出をしており、現在韓国の代理店から異議申し立ての申請をすでに提出済みです。なお、日本で当該製品を回収する予定はありません。
【日本での回収予定はありません】
このように、株式会社フローフシは該当する製品の安全性にはまったく問題がないこと、通常に生活している空間の放射線量以下であることについて言及。
日本でのすべての安全性の検査もクリアした上で日本での販売・輸出をしているため、日本で回収する予定はないということです。
参照元:UZU by FLOWFUSHI、朝鮮日報
執筆:田端あんじ (c)Pouch
コメントをどうぞ