新型コロナウイルス感染症によるさまざまな影響が出ています。自粛要請の煽りをうけて、需要が減ってしまい悩んでいる生産者の方も多いよう。

皆さんの中には「生産者の方を支えるためにいま何を買うべきなのか?」と考えている方もいるかもしれません。

この指針となりそうな情報が農林水産省のホームページに掲載されています。その中のひとつにあるのが「花を飾ってみませんか?」というもの。

新型コロナウイルスとお花にどんな関係があるのかなかなか気づきにくいですが、知れば納得。皆さんもきっとお花を買っておうちに飾りたくなるはずです!

【卒業式や謝恩会の縮小でお花が余りそう…】

現在、春の花が豊富に出回る時期ですが、卒業式や謝恩会、送迎会などの縮小により市場(しじょう)では花が余っている状況なのだそう。

ということは、美しい花々が誰の手にも渡らず廃棄されてしまうことも……! それならば、個人でお花を買って自宅やオフィスに飾りましょうというわけです。

暗いニュースで気分がふさぎがちになる今だからこそ、お花の持つパワーに癒やされるに違いありません。もうすぐ訪れるホワイトデーのギフトにもよさそうですね!

【ハレの日には家庭でも国産のお肉を!】

また、宴会メニューに欠かせないお肉も卒業式や送別会の中止・縮小の影響を受けるもののひとつ。農水省は「ハレの日には国産牛肉を!」とも呼びかけています。

テレワークや小中高校の臨時休校などにより家にいることが増える人も多いかと思います。3月は門出の季節でもありますし、ちょっと奮発して自宅で国産牛を楽しむのもいいかもしれません!

【他にもこんなものを買うとよいそう】

このほか、学校給食用牛乳の休止などにより牛乳乳製品の急激な需要減少が懸念されているとのこと。家庭でいつもより牛乳やヨーグルトを食べることを心がけるとよさそうです。先日、3月9日からはローソンも期間限定でホットミルクを半額で提供することを発表していましたね。

もう一つ、積極的に買いたいのが野菜! 今年は暖冬なこともありキャベツなどを中心にお手頃価格で潤沢に出回っているのだとか。

【農水省のホームページで情報公開中です】

現在、トイレットペーパーや米、カップ麺などを買い占める人もいるようですが、農林水産省によるとこれらは「じゅうぶんな供給量・在庫を確保している」とのこと。いま何を買うべきなのか、正しい情報を知って適切な行動をとりたいですね。

さらに詳しく知りたい方は、参照元の農林水産省のホームページをご覧になってみてください!

参照元:農林水産省
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo: (c)Pouch