「お家でできる趣味がほしい」と思っていた私。

前々からシルバニアファミリーなど、小さなものが大好きなんですよね。ということでPouchで過去に紹介した本屋さんのドールハウス「Sam’s Study」を実際に作ってみることにしました!

手芸などの細かい作業は好きなのですが、ドールハウスを作るのは初めて。パーツもかなり細かそうだし、果たしてきちんと出来上がるのでしょうか……。

初めてのドールハウス作りで大変だったこと、楽しかったことなどをレポートしたいと思います!

【こんな状態で届きました】

今回購入したドールハウスキットは「ROBOTIME」という海外メーカーのもの。ですが、日本公式の販売元「つくるんです」からアマゾンや楽天を通して通販できます。国内定価は3900円(税抜)でした。

「キット」なので、もちろん完成品ではなくパーツと説明書が入っています。すごい数のパーツに圧倒されて「これ、本当に私に作れるかな……?」と不安に襲われます。

「でも説明書があるし!」と説明書を開くと……まさかの英語!!!!

軽く絶望を感じながらも、とりあえず組み立てをスタートしすることにしました。

【家具や小物を組み立てます】

説明書には写真で手順が紹介されていたので、英語でも何となく解読することができました。本当によかった〜! と一安心。

まずは接着剤を使って、パーツから家具をどんどん組み立てていきます。

その他、ソファや本などの小物もどんどん作りあげていきます。

細かい作業も多くてかなり大変でしたが……地道に作って、なんとか全ての家具や小物が揃いました。ここまで組み立てると、相当の達成感が感じられますよ〜! こうして毎日少しずつ、地道な作業を繰り返していきます。

【土台も自分で組み立てます】

小物だけでなく、枠組みとなる土台も自分で組み立てていきます。

あらかじめペイントして乾燥させた土台を組み立てたら、ちゃんとドールハウスらしくなりました。天井もオシャレ……!

【毎日コツコツ…完成したときの達成感は格別!】

いよいよ土台の中に作ったパーツを並べていきます。まずは壁際に本棚を並べて……

ソファや脚立も配置。徐々に完成が見えてきて、テンションが上がってきました!

そしてとうとう……完成!!

1日平均2~3時間作業して、7日間で完成しました。完成するまでは「まだこんなに残ってる……先が長い……」と何度も思いましたが、完成してみると達成感がすごくて、いつまでも眺めていたくなりました。

【大変だったことベスト3】

初めてのドールハウス作り、やっぱり難しかったことや大変だったこともありました。そのベスト3をまとめてみます。

<第3位>パーツが歪んでいる……!
外国製ということもあるかもしれませんが、歪んでいるパーツがありました。接着剤を付けたあとに押さえたりして無理矢理組み立てたのですが、すき間があいてしまった本棚も……。

<第2位>パーツが小さい
1/24サイズのミニチュアということで、とにかく小さなパーツが多いんです。特に小さかったのはお花のパーツ。まず、1cmの正方形にカットした紙を折って、それを花びらにしていきます。これが小さくて小さくて……!

<第1位>パーツの数が多い!
何より大変だったのは、とにかくパーツの数が多いこと。特に本のパーツはとんでもない数でした。例えば、本棚に入れるための本パーツ。まずは紙からパーツを切り出します。この細かく切る作業もかなり大変。

そして山のようなパーツを、全て組み立てます。

その数、全部で45個!

単純作業は嫌いではないのですが、このときはさすがにちょっと疲れちゃいました。

【大失敗したこと】

そしてひとつだけ、取り返しの付かない失敗をしてしまいました。それは「シャンデリア」の「電球」のパーツ。

ボタン電池で実際に灯りがともるはずで、自分で配線して組み立てなければいけないのですが、何度やってもワイヤーが細すぎて切れてしまうのです。

「シャンデリアはなくても形になる!」と思って、今回はシャンデリアなしで組み立てました。いつか素材が手に入ったら、リベンジでシャンデリアも追加してみたいです。

【新しい趣味でお家時間が充実しそう!】

しっかり説明書の写真を見て、時間をかければ意外と誰にでも作れそう、と個人的には感じます。時間はかかりましたし、細かい作業も多くてかなり大変ではありましたが……それが飛んでいってしまうぐらいの達成感がありました!

作り終わった後も、飾って楽しめるのも本当に楽しいです。私のように小さくて可愛いものが好きなら、いつまででも眺めていられます。

ミニチュアとはいえ、「自分でひとつの世界を作り上げる」のはものすごく楽しくて、達成感のある作業。細かい作業が好きな方には、新しい趣味になるかもしれません。

おうち時間が充実すること間違いなしなので、興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さいね!

参考リンク:ROBOTIMEつくるんです
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch

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