新型コロナウイルスの流行とともに、2月中旬からテレワークになったPouch編集部。自宅で仕事をするようになって、はや3ヶ月が経ちました。
あの、独身のみなさん……ひとりテレワーク&外出自粛、意外と辛くないですか……!?
毎月1日、11日、21日は「ステキなぼっちの日」。
というわけで、今回は独身・ひとり暮らし・リモートワーク・外出自粛が奏でる「孤独の四重奏」のなかで私が試行錯誤の末に編み出した「ぼっちテレワーク」のルーティーンをお伝えしたいと思います!
【最初はよかったけど1ヶ月半頃から異変が】
もともとインドア派なので、最初は自宅作業は快適だな、と思っていた私。出勤せざるをえない人もいる中で恵まれた環境だと思います。
ところが、1ヶ月半経ったあたりから急に気持ちが落ち込むように……。
気づけば3週間くらい買い出し以外でほとんど外に出ず、週1のビデオ会議以外で人と会話もしてない……。これじゃ体の前に心の調子を崩しそう、ということで気持ちのケアを重視して、毎日のルーティーンを組み立てました。ポイントは日の光を浴びることと軽い運動です!
【午前のルーティーン】
9:30 カーテンをあけて食事する
1日中、家にひとりでいると時間感覚がなくなるので、まず、カーテンをあけて部屋に日差しを入れます(大事)。そして、朝食はちょっとしたお楽しみとして、美味しそうなパンや新製品のヨーグルトなどを用意して“ていねいな暮らし風”に。私は紅茶が好きなので、いい茶葉をまとめ買いして、朝は丁寧にいれることにしました。(それだけで自己肯定感が上がる)
10:00 作業開始
朝はチェックするものがたまっているので忙しいです。気が散るのでテレビやラジオはつけません。
12:00 部屋を換気する
作業に行き詰まったな……と思ったら、部屋中の窓をあけて部屋に空気を通します。風が通るだけで空気が変わり、気持ちもスッキリするから不思議です。換気がここまで大事だとは思わなかった!
【午後のルーティーン】
13:55 NHKの「テレビ体操」でブレイクタイム
家で仕事をしていると、立ったり座ったりしないので体がガチガチに固まりますし、ダラダラ作業してしまいメリハリがなくなります。全テレワーカーにすすめたいのがNHKで朝や昼に放送されている5分間の「テレビ体操」。
私はテレビの予約を入れて、始まったら作業の手を止めてその時間だけは体操するようにしてます。ラジオ体操の延長くらいなので超運動嫌いでもOK、肩や腰を動かすポーズが多いのでマッサージに行ったみたいに気持ちいい!
15:00 昼休憩で明るいうちに近所を軽く散歩する
外出自粛中とはいえ、家から一歩も外に出ず、日の光を浴びないと不思議なくらい心が沈む……。太陽の光を浴びることは大事なので、休憩時間中に公園のまわりを20分くらい散歩するようにしています。なるべく花が咲いてる場所を歩いて季節感を感じる工夫も。昼食はテイクアウトで近所の店を開拓したりもします。
16:00 仕事
雑談から記事のネタが生まれることもあるので、チャットツールで編集部でちょっとした雑談などをしたり、気になることがあったら相談するようにしてます。
20:30 ご飯を作る
仕事が終わったらいったんネットから離れるように。料理してる間は、集中しないと失敗する分、他のことを考えないで済むので頭の切り替えになります。とはいえ、義務化するとしんどくなるので、自炊するのは週に2日くらいですが……。
【気分転換アイディア3つ】
SNSを見ると人のていねいな暮らしを見て自分と比べて落ち込んでしまったり、つい不安なニュースばかり見てしまうので、意識的にメディアから距離を置くようにしました。自分の中でやっててよかったのはこの3つ。
・パン作り
ひとり暮らしの気分転換に最高でした。最初は小さかった生地が、発酵してぷわ〜んと膨らむ様子はまるで生き物のよう……。生地をこねたり丸めたりするのは子供時代の粘土遊びを思い出します。パンの焼ける匂い、うまく焼き上がったパンの美味しさ、さらに、お菓子作りに比べて材料費も安い。食べ過ぎると太ること以外はいいことしかない!
・Netflix
Netflixはスケールが大きい話が多いので現実逃避にいい! 何シーズンも続いてるものが多いので、長く楽しめるのもポイント。私は「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」を見てます。1話60分×13話×7シーズンもあるのでしばらく楽しめそうです。
・オンライン飲み会
みんなで近況報告するだけでもずいぶん気持ちが明るくなります。同じようにひとり暮らしの友達も寂しがってるみたいだったので、思い切って声をかけてみては?
外出自粛中はヘルスケアと同じくらい、自分のメンタルケアが大事だなと思いました。もしひとり暮らしのテレワーカーで悩んでいる人がいたら参考になれば幸いです!
執筆・撮影:御花畑マリコ (c)Pouch
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