2020年7月10日に発売された「sweet」8月号の付録は、「ミッキー&ミニーのドレッサーポーチ」

ミッキー&ミニーの可愛いイラストはもちろん、コスメがたっぷり収納できて、鏡が付いているドレッサー仕様のポーチになっています。

コスメ好きの私も注目していた付録なのですが、編集部に送られてきたものを実際に使ってみると気になる点もあったので、どんなポーチなのかを本音でご紹介していきたいと思います!

【デザインは100点満点】

まず、デザインは文句なしに可愛いです! 大人っぽいピンク×黒の配色に、ミッキー&ミニーのイラストがとってもキュート。

エナメルのようなツヤのある素材感も、付録っぽさがありません。

ゴールドのファスナーも高級感がありますね。

最大の特徴は蓋の裏側がミラーになっていて、見ながらメイクができることです。ミラーを持ち歩かなくていいのは便利。

【メイクポーチとしては大きめのサイズ】

サイズは、タテ21.5×ヨコ13.5×マチ6cmとメイクポーチとしてはけっこう大きめ。持ち歩くというよりは、家で使ったり、旅行に持って行くのによさそうなサイズです。

なんと、中の容量は、500mlのペットボトルが約2本分。ペットボトルを入れた状態で、フタも閉まりました。

【コスメはたくさん入ります】

さっそく、いつも使っているコスメを入れてみます。アイシャドウパレットなどは、4つ重ねても余裕のある厚みがありました。

ファンデーションやペンシルなどもどんどん入れてみます。フルメイクに必要なコスメ一式を余裕で収納することが出来ました!

私は舞台に立つときなどにフルセットで化粧品を持参することもあるのでこの容量はありがたいです。

仕切りがないので、大きめパウダーや複雑な形のビューラーも無理なく詰め込めました。毎日使うコスメアイテムをしまうには十分な大きさだと思います。

【実際に使うと、気になるところが…】

コスメを収納するまではとっても便利だと思ったのですが、実際にメイクするときに使ってみると……どうしても気になる点が3つ出てきてしまいました。

<1.仕切りがなく、中身がゴチャゴチャしてしまう>

仕切りがないので大きなアイテムも収納できて便利ではあるのですが、持ち運ぶと中身が動いてしまいます。

また、メイク中も使いたいアイテムが別のアイテムの下敷きになってしまい取り出しにくい……ということが何度かあって、メイクポーチとしては少し使いにくいなと感じました。

<2.ミラーが立たない!>

これが1番ショックだったのですが、このポーチはフタの裏が全面ミラーになっていて「ドレッサーのように鏡を見ながらメイクできる」仕様なのです。

ところが……支えのヒモが長過ぎて、ミラーが寝てしまう〜! これだと、鏡が自立しないのでこのポーチだけでドレッサーのように使うことができません。

本来は支えのヒモでミラーが自立するデザインなのだと思いますが、付録なので個体差があるのかもしれません。せっかくの「ドレッサーポーチ」なのに……ちょっと残念でした。

<3.ブラシをしまう場所がない>

このポーチ、メイクブラシをしまうスペースがなく、仕切りもないので、ブラシを直接入れると裏地や他のコスメが汚れてしまうかも……。

このポーチひとつでメイクができるように「ドレッサー」としてブラシも含めたメイク道具一式を収納したい場合は、自分でブラシポーチなどを用意する方がいいかもしれません。

【大きめアイテムをしまってみることに】

以上の理由から、個人的にはメイクポーチとしてはちょっと使いづらいな……という結論に。少し発想を変えて、ジャー型のヴァセリンやハンドクリームなど、大きめのスキンケアアイテムをしまってみるとキレイに収まりました!

私にとっては、こちらの方が使い勝手がよくて気に入ったので、スキンケア用のポーチにしようと思っています。

お値段は税込みで1190円。デザインは文句なしに可愛いのですが、仕切りがないことと、ミラーがちゃんと自立してくれるかどうかは個体差がある……という点に気をつけつつ購入するのがオススメです。

参考リンク:宝島CHANNEL
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch