2020年9月22日にTBS系で放送された『おカネの切れ目が恋の始まり(通称:カネ恋)』第2話。

清貧女子の玲子(松岡茉優さん)と浪費男子の慶太(三浦春馬さん)という正反対の者同士が、それぞれが持つ個性によって、相手に “気づき” を与えるシーンが描かれました。

その恋に投資する価値があるのか」と問いかける場面も出てきて、いろいろと考えさせられる……!

【第2話のあらすじ】

ファイナンシャルプランナーとして活躍する早乙女(三浦翔平さん)に、15年間片思いしている玲子。だけど誘われたことも、2人で会ったこともありません。

ある日のこと、お金の使い方がザルすぎる慶太に対し、玲子は

「お金の使いみちは消費・浪費・投資の3つ。浪費になっていないか、リターンがない投資になっていないか見極めること」

と諭すのですが……。

慶太は「15年片思いして “ノーリターン” なのはいかがなものか」と反撃したではありませんか!

また、玲子に気を持たせるようなそぶりを続ける早乙女にイライラして「ホントは玲子のことをどう思っているのか」と問い詰めてしまうんです。

【玲子とまりあは「似た者同士」だった】

一方そのころ、慶太の元カノ・まりあ(星蘭ひとみさん)は、婚約者との関係に悩んでいました。

まりあの気遣いに全く気がつかず、まりあ自身を見てくれていない婚約者。そのことに気づいてはいるけれど、26歳から3年を費やしてきたのに、ここで別れるわけにはいかない……。

悩むまりあに対し、玲子は「それはコンコルド効果ですね」と一言。

「コンコルド効果」とは、ある対象へ投資をしつづけることが損失につながるとわかっていても、それまでの投資を惜しんで止められない状態のこと。

まりあがおちいっている現状が、まさにこれに当てはまると指摘したうえで、

「これまで費やした思いがただの浪費だと思いたくないから、ゼロになってしまうのが悲しいから(離れられない)」

と語り掛け、また自分自身もこの状態にあるのだと自覚するのです。

【慶太の成長と玲子の気づき】

さらにネット上では、慶太が玲子のために作った豆皿が話題に。

慶太が早乙女に詰め寄ったことで仲違いした2人。玲子の機嫌を直してもらうべく、欲しがっていた豆皿を探して奔走するのですが、どこにも売られていません。

慶太は「それなら自分で作ろう!」と思いつき、ひそかに豆皿作りに奮闘。ようやく出来上がった豆皿が、味があってかわいいと注目されていました。

「ないなら作る」という発想は、なんでもお金で解決する慶太の成長が見られる場面でもあります。

また玲子が、自らの恋愛で “気づき” を得たのは、慶太のおかげ。正反対の2人だからこそ、実現したことなんですよね。

【次回は波乱の展開かも…!】

次回第3話は波乱の予感。玲子が恋する早乙女には、実は子どもがいるようなんです。

玲子に対して「妹のようなもの」と言ったかと思えば、「君は特別な人、もっと2人で話したい」と言うなど、胸の内が読めない早乙女……。玲子の恋、一体どうなっちゃうの~!?

参照元:TBSテレビTwitter @Kanekoi_tbs
執筆:田端あんじ (c)Pouch