数ある少女漫画雑誌の中でも、とりわけ人気が高い『なかよし』。1954年創刊と歴史は古く、日本で現存するマンガ雑誌の中でもっとも長い歴史を持っているんです。

そんな『なかよし』が、2020年1月号で65周年を迎えます。

これ記念して、名作の貴重な原画を集めた「創刊65周年記念『なかよし』展 ~乙女には恋と夢(ファンタジー)が必要だ☆~」が東京・文京区の弥生美術館で開催されます。これまでに掲載された作品が集結するので、ファンならぜーったいに行っとくべし!

【なにこの神メンツ…!!!】

出展される作品も作家もそうそうたるもの。

手塚治虫さんの『リボンの騎士』に、 美内すずえさんの『妖鬼妃伝』武内直子さんの『美少女戦士セーラームーン』 に、安野モヨコさんの『シュガシュガルーン』など、あまりの豪華さに白目をむいて倒れそう……!

2018年に逝去されたあさぎり夕さんのスペシャル追悼コーナーも設けられる予定で、『なな色マジック』の原画も展示されるとのこと。

原画のみならず懐かしい付録の数々も展示されるそうで、かつて “なかよしっ子” だったみなさんであれば、大興奮してしまうはずです。

【「今の『なかよし』」を知る展示も】

過去作品だけにとどまらず、上北ふたごさん原作、東堂いづみさんによる『プリキュアシリーズ』など、現在の『なかよし』連載陣を紹介する展示コーナーもあるらしく、親子二代に渡って楽しめそう♪

2019年10月4日から12月25日までの開催期間中、前・中・後期の3期に展示が分かれますが、会場構成や出展作家は変わらず、原画のみが入れ替わるようです。

料金は、一般が900円、大・高生が800円、中・小生が400円。このお値段で、隣接された竹久夢二美術館も楽しめるので、家族や友人と出かけてみてはいかがでしょうか。

※月曜休館(ただし、10/14、11/4祝月は開館、翌10/15、11/5は休館)
※作品保護のためカラー原画の展示替えがあります

参照元:プレスリリースなかよし弥生美術館
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©秋元奈美©あさぎり夕©あべゆりこ©安野モヨコ/コルク
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