昨年2020年は、いつもとは違う年。「新しい生活様式」が叫ばれ、リモートワークが世に浸透した1年でした。

BIGLOBEが実施した「2020年に関する意識調査」によると、「新しい生活様式」によって、仕事に対する意識の変化が生まれたみたい。

これまでずっと行ってきたことを「無駄」と感じる人が増えたようなんです。

【若い世代の9割が在宅勤務に好意的】

調査の対象となったのは、全国の20代~60代の男女1000人。

この中で、2020年に在宅勤務を経験した人は40.4%。

また20~30代の9割が「在宅勤務が広がってよかった」と回答しています。

【仕事の無駄1位は「通勤時間」】

注目したいのは

「新しい生活様式での仕事のやり方を経験し、これまでは当たり前だったが無駄である・意味がないと感じたもの」

という問いに対する回答です。気になるトップ3を見てみると……

1位 「通勤時間」(35.4%)
2位 「仕事付き合いの飲み会」(31.1%)
3位 「ハンコ」(27.7%)

といった顔ぶれで、どれも「わかる……」と頷いてしまうものばかり!

特に1位「通勤時間」は、在宅勤務が定着していなければ「無駄」と感じることもなかったと思うと、考えさせられます。

【オフィスを「無駄」と感じる人も】

なお4位以下の結果は、「紙の書類」(20.7%)、「オフィス」(14.2%)、「出張」(14.0%)という感じ。

書類や出張はともかく「オフィス=無駄」と思う人がいることにやや驚きますが、生活習慣も様変わりした2020年を振り返ると、なんとなくわかるような気もします。

あくまでもデスクワーク中心の変化ではありますがリモートワークの浸透で「どこにいてもオンラインでつながれる・仕事ができる」ことがわかり、場所や時間に囚われずに働くことができるようになってきた、と思えば前向き変化なのかもしれません。

2021年以降も、私たちの生活がどのような変化や進化を遂げるのか、気になるばかりです。

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ
Photo:(c)Rocketnews24.com

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