2021年2月12日にTBS系で放送された『俺の家の話』第4話。

後半には、養子として暮らしていた寿限無(じゅげむ/桐谷健太さん)にまつわる衝撃的な事実が語られて、今後どうなってしまうのかハラハラドキドキ……!

そんな展開とは対照的に、前半は “小ネタ祭り” 状態。

伝説のドラマ『池袋ウエストゲートパーク(以下、IWGP)』を彷彿とさせるシーンもでてきて、ネットが大いに沸きました。

【第4話あらすじ】

じゅじゅ(西田敏行さん)のエンディングノートに書かれていた「寿限無のおとしまえ」という記載。

なんのことだかわからない寿一(長瀬智也さん)は、寿限無に事の真相を尋ねますが、どうやら本人も知らないようです。

そんな中、子どもたちを集めたじゅじゅ。

養子として育ててきた寿限無が、女中とのあいだにできた「実の子」であることを告げて、子どもたちは大混乱に陥るんです。

【ついにブチ切れてしまった寿限無】

ネットで注目されていたのは、じゅじゅの衝撃発言に対する子どもたちの反応。

実子として育てられた兄弟3人が「クソジジイ!!!!!」と血相を変えて怒る中、寿限無は微動だにせず、表情ひとつ変えず、「承知しました」とだけ言いました。

その様子を見た弟の踊介(永山絢斗さん)は、「寿限無は俺たちと違って人間ができてるから」と話すのですが……

ある日突然、糸がプツンと切れたかのように、寿限無がじゅじゅに対して「うるせえクソジジイ」と言い放ったのです!

【逃げることができた寿一、逃げられなかった寿限無】

能の宗家の長男として生まれたものの、プロレスに逃げることができた寿一。

いっぽう、芸養子として迎え入れられたがゆえに、能からも家からも逃げられなかった寿限無。

跡取りという重責を背負わされても、文句ひとつ言わず、バイトまでしながら家を支えてきた寿限無を思うと、胸が苦しくなります。

次回第5話では、寿限無が “遅めの反抗期” を迎えるようです。寿限無がどうなってしまうのか、ただただ心配……!

【IWGPな小ネタ祭りが話題に】

もうひとつネットで話題だったのは、前半怒涛の如く繰り広げられた “小ネタ祭り” 。

重めな寿限無エピソードとは対照的に、じゅじゅ&さくらがドラマ『ビューティフルライフ』のシーンを再現したりと、様々な小ネタが盛り込まれました。

その中で視聴者が最も沸いたのが『IWGP』にまつわるシーンです。

寿一役の長瀬さんが『IWGP』のBGMと共に池袋に降臨。

これだけでも十分胸アツなのに、ドーベルマン山井を連想させるチェーンを首に巻いていたり、「カラーギャング」と発言したりと、ドンピシャ世代のハートを狙い撃ち!

『IWGP』は長瀬さん×宮藤官九郎さんがタッグを組んだ伝説の作品なので、ツイッターには

「IWGPのときの効果音流れてて興奮したのワイだけ?」
「あの男が21年振りにブクロに帰って来た~」
「IWGPの曲が流れた時は「まこっちゃん!」と叫びそうに(笑)」

といった声が続々寄せられていたのでした。

長瀬さんが池袋にいると、寿一でありながら、まこっちゃん(※IWGPの役名)のようにも思えてきて、時の流れを感じます。

こういう遊び心、大・大・大好きです!!!!!

参照元:TBSテレビTwitter @oreie2021Twitter検索 #俺の家の話 IWGP
執筆:田端あんじ (c)Pouch