お肌がキレイになる簡単な方法があればな〜と思っていたとき、SNSで「手ぬぐい洗顔」という洗顔方法を知りました。

固形石鹸と手ぬぐいで洗顔するだけでお肌がツルツルになるそうで、なんとナチュラルメイクならクレンジングも不要だそう。

でも、見慣れたアイテムだけで本当にお肌がキレイになるのでしょうか……?

牛乳石鹸のサイトを参考に実際に行ってみたところ、長年愛用されている道具には理由があると思い知ったのです……!

【手ぬぐいを選ぶコツ】

まず大切なのは手ぬぐいの選び方。なるべく無地に近く、蛍光材が使われていないものがいいそう。

また、手ぬぐいは番手(太さ)や織り方によって文生地・岡生地・特文生地・特岡生地と4種類の生地に分けられるそうなのですが、手ぬぐい洗顔には糸が細い「岡」という生地のものがいいそうです。

端は切りっぱなしの方が乾きやすく雑菌がたまりにくいそう。最初はほつれてきますが、すぐに止まるので気にせず切りっぱなしのものを使いましょう!

使う前に2回ほど水洗いして陰干ししておくと、布が柔らかくなって使いやすくなりますよ。

【メイク落としは水と手ぬぐいだけ…!?】

では、本当にお肌がキレイになるのか実際に「手ぬぐい洗顔」に挑戦してみます。

まずはメイク落としからですが、なんとこの時点で使うのは水と手ぬぐいだけ!

失礼ながら「石鹸もクレンジングも使わないで、ちゃんとメイクが落ちるの?」と疑いつつのスタートです。

最初にメイクしたままの状態で顔を濡らし、水で濡らして絞った手ぬぐいでまぶたの上をやさ〜しく拭くとアイメイクが落とせるそう。

目尻やキワなどの細かい部分は手ぬぐいを折った角の部分でぬぐうようにしてみると……細かいラメは残っているものの、信じられないことに手ぬぐいとお水だけでほとんどのアイメイクが落ちました〜!  

手ぬぐいを確認してみると、しっかりアイシャドウの色がうつっていました。

石鹸もクレンジングも何もつけていないのに、これはスゴイです……!

【いよいよ石鹸をつけて洗顔!!】

メイクを落としたら、お次は手ぬぐいに固形石鹸を付けて泡立てます。

洗顔ネットのようなモコモコの泡立ちにはなりませんが、手ぬぐいの表面をクリーミーな泡がおおっているのがわかりました。

やさし〜い力で、円を描くように顔全体をくるくる。鼻や目元は手ぬぐいを指に巻きつけるようにして洗います。

その後洗い流してお肌を触ると、手で洗ったときとは全く違う仕上がりにびっくり!
とにかく手触りがツルツルで感動しました♡

固形石鹸と手ぬぐいという昔からのアイテムだけでこんなにさっぱりと洗顔できることを、これまで知らずに生きてきたなんて……ちょっと衝撃を感じるほどの仕上がりです。

【試す価値ありの洗顔方法です】

こんなにシンプルな洗顔方法ですが、どうやら手ぬぐいの細かい繊維が毛穴の汚れや角質を落としてくれるおかげでツルツルお肌になれるそう。

もちろん顔だけでなく、体も手ぬぐいで洗うとツルツルになるので全身に使えますよ!

昔からずっと愛用されている道具にはやっぱり理由があるんだなぁ……と改めて実感する体験でした。私と同じように半信半疑の方もきっとびっくりすると思うので、ぜひ試してみて欲しいです♡

ただし、ラメやウォータープルーフなどのメイクは落ちにくいので、しっかりメイクした日はあらかじめクレンジングでオフしてから手ぬぐい洗顔をするのがオススメです。

また、強い力でゴシゴシするとお肌を痛める原因になるので、あくまでもやさし〜く洗ってくださいね。

参考リンク:牛乳石鹸
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch