なぜパスタにパンがついてくるのか?
こんなことを疑問に思うなんて変かもしれないが、パスタ屋さんに行くと、なぜかパンがついてくる事が多い気がする……この組み合わせ現地でも当たり前なの? もしてかして、現地ではパンの上にパスタを乗せて食べるとかしていたりして……?
ということで、イタリア人にこの素朴な疑問をぶつけてみた。
【パスタにパンがついてくる意味】
日本で生活して3年も経つ納豆大好きイタリア人に、この素朴すぎる疑問をぶつけてみると……
「パンはパスタを食べ終わった後のお皿に残ったソースを絡めながら食べるのが多いと思う。一緒に出てくるからといって、パンにパスタを乗っけたり、一緒に食べたりはしないよ!笑」
と教えてもらいました。そして驚いたのが、パンを断る人もいる!とのこと。
「炭水化物が多すぎるしお腹いっぱいになっちゃうから、パンは食べなかったり事前に断ったりすることもあるよ」
【おまけ:パンは主食ではない?】
私たちからすると、パンは白いごはん同様というイメージがありますが、イタリア人からするとパンも主食なのか聞いてみると。
「パンはサラダやソースのかかっているものと一緒に食べることが多いよね。でも、具材を挟んだり乗せたりするサンドイッチやブルスケッタじゃない限り、パンがメインに来ることはないかな」
……なるほど! パンだけで出てくる場合は、添え物的な位置づけなんですね。それだとメインのパスタと一緒に出されるのもわかる気がします。
今回、超素朴な質問をさせてもらいましたが、イタリアの食事環境を少し理解できたので、イタリア料理をさらに楽しもうと思います!
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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