先日、第92回アカデミー賞で作品賞を含む最多4部門に輝いた映画『パラサイト 半地下の家族』。私も映画館に観に行きましたが、途中に登場する「チャパグリ」なる韓国麺に興味をそそられた人も多いはず。
このチャパグリ、作品の公式ツイッターでレシピが紹介されているのを見て、私もいてもたってもいられず作ってみたんです……が! これはヤバい。ものすごい背徳感と中毒性をあわせ持つ味わいに、思わずクラクラしてしまいました。
【作り方は簡単! 2つのインスタント麺を混ぜるだけ】
チャパグリとは韓国企業の農心が出している韓国風のジャージャー麺「チャパゲティ」と、海鮮風味のピリ辛ラーメン「ノグリ」をミックスしたもの。農心は「辛ラーメン」で日本でも有名ですね。
このほか必要な材料が牛肉。私は今回、映画の作り方を真似してちょっと高級なカルビ和牛を用意しました。
まずはお湯にチャパゲティとノグリの麺、それぞれのかやくを入れて5分茹でます。お湯を切った後も麺を混ぜたりするので、4分程度でもいいかもしれません。
麺を茹でている間に肉をフライパンで焼きます。
麺が茹であがったらお湯を捨て、粉末スープを入れて混ぜ合わせます。牛肉も投入し……。
チャパゲティに付いているオイルを回しかけ、弱火で軽く全体を混ぜて馴染ませたら完成です!
【ジャンクな味わいに食欲が進む~!!】
お皿に移して……では、いただきます!
日本の麺よりもモチモチっとしているのが印象的。そして味はというと……ひとことでは言い表せない!
チャパゲティは“韓国風ジャージャー麺”と言われていますが、チャパグリからも甜面醤(テンメンジャン)のような甘辛い味噌の風味が感じられます。そしてそこに、ノグリラーメンの海鮮だしの風味とホットな辛さが加わっている……。
なんとも複雑そうですが、実際に食べてみると驚くほどジャンクな味。初めて食べたけど、なんとなく懐かしさもあり、これは日本人もハマる味わいではないでしょうか。
【高級肉でより作品の世界観に!】
そして……そんなジャンクな麺に高級な和牛を合わせるというミスマッチさ。公式ツイッターには「高級肉でより劇中の味に……」と書かれていますが、作品をご覧になった方ならこの理由はわかるはず。わざわざ奮発してでも用意したくなりますよね。
https://twitter.com/Parasite_JP/status/1224555784308047872?s=20
そしてこの「こんなジャンクフードに高級和牛を合わせて食べてる私……!」という背徳感からドキドキしてしまいます。
そして、ふと袋麺の裏側を見て驚愕。チャパゲティだけで1食で613kcalもあるやんけ……二重の意味で背徳的ーーーーッ!!!!
というわけで、皆さんにもこのチャパグリ、ぜひとも試していただきたい~! 簡単に作れておいしい。そして何より、これを食べることで作品の世界観がより深く感じられ、脳内に蘇ってくること間違いなしです。
ちなみに、ノグリとチャパゲティは輸入食品を取り扱っているお店などで入手できるそう。私が購入した新大久保の韓国系のスーパーでは商品は大量にありましたが、お店によっては売り切れていることもあるようですのでご注意ください。
参考:農心ジャパン、Instagram @nongshim
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
▼農心のインスタグラムより。映画のポスターをパロってるーー!?
▼レシピによって作り方が多少異なりますが、そのあたりもB級グルメならではってことで!
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