行先不明の5000円のガチャ、ということで話題となったピーチ航空の「旅くじ」。
これまで、ガチャを引いたらまさかの地元・長崎が出てしまったこと、航空券の予約をしたら5000円じゃ飛行機に乗れなかったことなどをレポートしてきました。
今回は、実際に長崎に帰省!
……じゃなかった。旅行をして、「旅くじ」についているミッションにチャレンジした様子をお届けしたいと思います!
結論からいうと、「旅くじ」最高でした!
【2年ぶりの帰省、まずは家族にサプライズ】
国内線は羽田空港からのフライトが多いのですが、ピーチは成田空港からのフライトです。
LCC(格安航空)なので座席の間隔が狭いこと以外は通常のフライトとあまり変わりなく、2時間半ほどで長崎空港に着きました。
このご時世の影響もあり、今回の帰省は2年ぶり。
ただ普通に帰省しても面白くないので、事前にLINEでさりげなく家族の動向にさぐりをいれ、サプライズで帰省することにしました。(私も家族もワクチンは接種済)
飛行機で長崎に着いたら……いざ実家に突撃! さあ、どんな反応するのか、私もドキドキです。
インターホンで、家族としか使わない「タロイモ(ただいまの意味)」という言葉をかけると……無言でドアが開き、鳩が豆鉄砲を食ったような顔で10秒ほどポカーンとしている家族。
第一声は「どうしたと!? 仕事辞めてきたと!?」でした(笑)。
事情を説明して、2年ぶりの再会を祝福。家族に会えることがこんなに嬉しいとは。
もはやこれだけでも「旅くじ」の元は取ったと言っても過言ではありません!
【旅くじの「ミッション」にチャレンジ】
さて、本題の旅くじには、旅先での「ミッション」が書かれています。
家族との再会をひとしきり喜んだら、「旅くじ」のミッションのチャレンジへ!
私のミッションは「グラバー園で珍しいくじをもう1回引いてくる」というものです。
グラバー園は長崎の超定番観光スポット。
明治時代の外国人居留地で、長崎港を見下ろす高台に洋館がいくつも建ち並んでおり、2015年には世界遺産のひとつにもなっています。
私も何度も行ったことがあるけど、珍しいくじって何……!? 全然ピンと来ない!
入園料620円を払ってさっそく中へ。係の人などには聞かず、自力で探すことにしました。
【あれ…グラバー園ってこんなに広かったっけ】
何度も来て知り尽くした気でいたけど、改めて地図を見ると広い園内にビックリ。
珍しいくじはどこだ……どこだ……とキョロキョロしながら、洋館の中や庭園までくまなく園内を歩き回ります。
これまでじっくり見たことがなかった建物もあって、地元なのに発見の連続です。
そして季節は10月。この日は気持ちのいい秋晴れでした。
グラバー園は高台にあり、海と山に囲まれた長崎の景色が一望できます。
訪れたのは昼でしたが、夜なら夜景がきれいに見えるはず。まさにベストビューポイント!
「旅くじ」を作った人は、この景色を見せたくてグラバー園をミッションの地に選んだのかもしれません。
【地元であっても「旅」すると視点が変わる】
いつもは散歩気分で歩くグラバー園を旅行客気分で1時間以上かけてくまなく歩き、ようやく「珍しいくじ」を発見!
その名も「グラバー園 鯉占い」。
鯉のエサ付きのおみくじ、これを珍しいと言わずして何を珍しいというのでしょう。
さっそくおみくじを開けると
「紅白 縁起が良い色です! 紅白の鯉にエサをあげましょう。
この旅行をキッカケにあなたの人生が素晴らしいものになるでしょう」
と、なんとも嬉しくなる一言が書かれていました。わ〜い、来てよかった!!
幸せを願いながら紅白の鯉に狙いを定めてエサを投げまくり、観光客で久しぶりに賑わう園内を散歩して、グラバー園を後に。
ちなみに、ミッションを達成した写真をピーチ航空のサイトに投稿すると毎月1名に3000円相当のピーチポイントが当たります。
ひさしぶりの旅行は地元であっても、じゅうぶん楽しいものでした。
予約システムのことなど戸惑ったこともありましたが、家族と再会できたこと、旅のよろこびを噛み締めました。
楽しい旅のきっかけをくれた「旅くじ」に感謝です!
参照元:Peach SHAKE LABO
撮影・執筆:御花畑マリコ
Photo:(c)Pouch
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