韓国が大好きな私だけど、まだまだ旅行は難しいご時世……あ〜、韓国に行きたいよ〜っっ!
私と同じように韓国旅行ができなくてヤキモキしてる人も、たくさんいるはず。なら、韓国料理で気分だけでも味わっちゃおう!
というわけで今回はソウルへ留学していた私がおすすめする、最高においしい韓国料理とお酒の組み合わせを3つご紹介します♪
どれも日本で手に入る料理やお酒ばかり。韓国料理が大好きなみなさん、一緒に渡韓ごっこしちゃいましょ♪
【1.チキンとビール】
韓国でお酒と一緒にみんなでワイワイしながら食べるものといえばチキン(大ぶりの唐揚げ)です!
実は日本にあるコンビニの数よりも、韓国にあるチキン屋さんの数の方が多いほどの、超人気者。
ガブっとかぶりついた瞬間、クリスピーな衣がパリッと弾け、その下にあらわれるのはプリップリでジューシーなお肉! そんなチキンを、韓国ではビールと一緒に食べます。
ビールは韓国語で「メクチュ」というのですが、「チキン」とかけ合わせた「チメク」という単語があるほど定番の組み合わせ。
「チメクしよう!」と言うと、「チキンとビールを一緒に食べて飲もう!」という意味になりますよ♪
【2. チヂミとマッコリ】
お次はチヂミとマッコリ。実はこの組み合わせ、シチュエーションにもこだわりがあって韓国では超有名! 「雨の日」に食べたり飲んだりするのが韓国人のお気に入りなんです。
理由はチヂミを焼くときの「ジュージュー」という音が、雨の日の「ザーザー」という音に似ているから。
韓国では、チヂミはアツアツの鉄板に載せられてジュージュー音を立てながらテーブルまで運ばれてくるんです。
厚さも3センチくらいあってふわっふわで、顔を近づけるとごま油の香りが……にんじんやニラもいっぱい入っていて、もちもちの中にあるシャキシャキが良いアクセントに。
そんなチヂミと甘酸っぱくてまろやかなマッコリを飲んでいると、世界中の幸せを口いっぱいにほおばったような気持ちになるんですよね〜!
留学時代、したたり落ちる雨の音を聞きながら、友人との静かな会話とともに楽しんだチヂミとマッコリ。日本にいる今も、雨の降る日はこのときのことを思い出します。
【3. チャミスルとサムギョプサル】
最近、日本でも人気のチャミスルは、韓国版の焼酎のこと。アルコール度数が20%ほどあるため、ガツンと辛口です。
焼酎にしては珍しく、グレープフルーツやいちご、マスカットなどのフルーティーなフレーバーがたくさんあるのも特徴。
そんなチャミスルの相棒になる料理といえば、サムギョプサルです!
鉄板で焼いた分厚い豚バラ肉をサンチュ(葉野菜)に包み、キムチやコチュジャンと一緒に噛みしめると、ジューシーなお肉の旨味とサンチュの爽やかさに辛味が相まって最高の味わいに。
そんなサムギョプサルを食べてからチャミスルを飲むと、キリリとした辛口がお口の中の濃厚さをリセットしてくれます。そうするとすぐに、また次のお肉、次のサンチュへと手が勝手に伸びてしまうんですよね……!
チャミスルはサムギョプサルをおいしくお腹いっぱい食べるための魔法のお酒なのかも。もちろんサムギョプサルだけでなく、普通の焼肉とも相性バッチリですよ〜!
食べ物とお酒で渡韓ごっこしながら、韓国旅行に行ける日を楽しみに過ごしたいと思います♪
執筆:白居雪 (c)Pouch
Photo:shutterstock
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