「お正月は、日本らしいコスメで気分を盛り上げたいな〜」と思っていたときに発見したのは、なんと “貝殻に入った口紅”。

京都の舞妓さんが愛用している京コスメらしいのですが、いったいどんな口紅なのでしょう!?

気になったので早速購入! 実際に使ってみたら……予想と違う、とっても雅なアイテムでした。

【雅すぎる…!】

今回購入したのは「京紅(紅梅)」。貝紅と小さな筆のセットです。

輝く金色に紅梅の絵柄が日本らしく、大きさ約6cmのコロンとしたフォルムのハマグリがなんとも可愛い♡

小さなサイズ感と雅なビジュアルは乙女心をくすぐります。

【内側がおしゃれ】

ハマグリをパカっと開くと、内側が赤と黒に染められていてオシャレ!

着物の裏地でオシャレを楽しむような、見えない部分にこだわる日本の粋を感じます。

でも、口紅の色としてはかなり個性的なような……!?

と思っていたら、実はこれは口紅のそのものの色ではありませんでした。

【色は…オレンジ!】

水で湿らせた筆か手で貝の内側を撫でて紅をとってみると、意外なことに色味はシアーなオレンジでした。赤い部分も黒い部分も同じ色味のようです。

「京コスメ」ということで、着物に似合いそうな真紅かな〜? と予想していたのでこれにはびっくり!

唇にのせてみても、ほぼそのままの鮮やかなオレンジ色になりました。

透け感があり、口紅としてはちょっともの足りないかも……と最初は思っていたのですが、素の唇の色と比較してもしっかり色づいているのがわかります。

意外なほどに近代的なオシャレカラーなので、普段のメイクにも取り入れやすそうです♪

【日本らしさを感じたいときに】

残念ながら、口紅として使えるのは数回程度だそう。でも使い終わった後は飾りや小物入れとして活用できるそう!

お値段は税込み1100円。見た目がすごくカワイイので、お土産やちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。

お正月には舞妓さん気分で、日本を感じるコスメを使ってみるのはいかがでしょうか?

参考リンク:京都よしとよ
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch