「自販機」といえばジュースがメインだったのは今や昔の話。最近はバラエティ豊かな自販機が数多く登場していますよね。
先日、通りを歩いていてふと目に留まったのが「鍋売ってます」の旗。近づいてみると……な、なんと「お鍋」の自販機だったんです!!!
どんなふうに出てくるの? 作り方は、味は? 気になることがいっぱいの「鍋の冷凍自販機」について今回はレポートしたいと思いますっ!!
【人生初「自販機でお鍋を買う」】
全国の有名店のお鍋が非対面で24時間いつでも購入できるという冷凍鍋自販機が「鍋スル」。
通りには3台の自販機が並んでいて、1台につき5種類、合計15種類ものお鍋がラインナップしていました。
国産もつ鍋に地鶏シャモ鍋、瀬戸内レモン牡蠣鍋、八戸せんべい鍋……ラインナップもめっちゃ豊富なんですけどーーーっ!
もつ鍋だけで1台を独占していたのですが、今回は福岡に店舗を構える「元祖もつ鍋 楽天地 もつ鍋セット」(2人前 / 税込2200円)を購入することに。
購入方法は、自販機にあるタッチパネルで買いたいお鍋の番号を選択。そして、通常の自販機と同じようにお金を入れるだけ。電子マネーも使えましたよ!
ガコンと音がなって、受け取り口から出てきたのは……透明のパックに入った鍋セット!
いやー、「自販機でお鍋を買う」って人生で初めての体験! さっそく家に帰って調理するとしましょう。
【注意点が2つあるよ!】
セットに入っていたのは、以下の具材。
・牛もつ200g
・ちゃんぽん麺190g
・もつ鍋スープ(凝縮タイプ)90ml
・にんにく1袋
・唐辛子適量
自販機にも注意書きはもちろんあるのですが、気をつけたい点が。
それは、野菜などの具材は入っていないので、自分で買う必要があること。
さらに私が購入したもつ鍋の場合、冷凍状態なのですぐに調理できないこと。「前日に具材を冷蔵庫に移し、解凍しておいてください」と書かれていました。
ということで、自販機で鍋セットをかったあとに、スーパーでもつ鍋に欠かせないニラとキャベツを購入し、調理スタートです!
作り方は、同封されていた紙に書かれている通りに作るだけ。具材を乗せる順番やもつの食べごろなども丁寧に記されていましたよ!
基本的には、キャベツ、もつ、にんにく、唐辛子、ニラの順にお鍋に加えていけばOK。具材が煮えてきたところで、いただきまーすっ!!
【家で本場のもつ鍋が食べれる幸せよ…】
さすが本場の人気店だけあって、牛もつは臭みがまったくなし。プリプリした食感や、噛むほどに出てくる旨みがたまりません!
もつや野菜の旨みが溶け込んだスープもこれまた絶品。にんにくがガツンと効いていて、食欲をそそられます。
冷凍品ではありますが、言われなければ気づかないほど。お店で食べているような本格的な味わいです。
しめのちゃんぽんまで入っていて満足度もバッチリ☆ 寒い冬、足を伸ばさなくても自宅でこのクオリティのお鍋が味わえるのはうれしすぎる……!
【エリアを拡大しての販売に期待…!】
全国の名店のお鍋を手軽におうちで味わえる、冷凍鍋自販機「鍋スル」。
有名店の商品は通販でも購入できますが、意外とネックなのが「送料」。冷凍便となるとなおさら高くなるので、こうして自販機で簡単に買えるのは大きなメリットです。
残念ながら、現在設置されているのは西武池袋線の富士見台駅近くのみ。近くにお住まいの方は試してみてはいかが?
朝の情報番組でも紹介されて注目度も高いようですし、今後広いエリアで展開されることに期待です……!
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