2022年4月8日についに公開したシリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』

魔法ワールドガチ勢の私もさっそく新事実の目撃へ向かったのですが……約3年半ぶりの魔法界との再会に喜び、登場人物たちの胸の内に想いを馳せて、と感情が大忙し!

今回はそんな最新作のあれこれを “ファン目線” で語らせていただきます‼︎

注意:ネタバレを含むのでまだ観ていない方はお気をつけください!

【あらすじ】

魔法界、そして人間界を支配しようと動き出すグリンデルバルド(マッツ・ミケルセンさん)。かつて結んだ「血の誓い」のせいで彼と戦うことができないダンブルドア(ジュート・ロウさん)は、ニュート(エディ・レッドメインさん)を筆頭にチームを結成します。凸凹メンバーにより決行される、ダンブルドアの秘密の作戦の行方は……⁉︎

【ついにそのときが訪れました】

シリーズ全体の大きな軸であるのが、ダンブルドアとグリンデルバルドの物語。今作は大きく進展していきました。

ついに2人の直接対決が実現し、2人を縛っていた血の誓いもついに破壊され、事実上戦えない理由は消滅。ですが、杖を向け合う2人の表情には計り知れない複雑な感情が見え隠れもしているようで……。

私的には新たにグリンデルバルドを演じるマッツ様のハマり役っぷりに心が震えました。奥の見えない瞳や美しすぎる恐ろしさ、そしてどうがんばっても勝てなそうなラスボス感よ‼︎

【ダンブルドアの秘密とは…】

ダンブルドアというと、ついアルバスを思い浮かべてしまいがち。ですがタイトルが示すものはアバーフォース(リチャード・コイルさん)とクリーデンス(エズラ・ミラーさん)を含めた「ダンブルドア一族の秘密」でもあると気づき、鑑賞後に思わずため息がこぼれました。

前作では「クリーデンスはアルバスの弟だった」という爆弾にドカンと衝撃を受けましたが、その真相はまさかの若い頃のアバーフォースとある女性との間にできた子であったと判明……!

オブスキュラスを宿し余命わずかであるクリーデンスに「僕のことを想った?」と聞かれたアバーフォースのひとこと「Always」には、思わずスネイプの最期がフラッシュバック。深い愛を感じ、グッとくるものがありました。

それぞれに孤独や秘密を抱えてきた3人のダンブルドア。時間は短いかもしれませんが、彼らが家族になっていく姿を見守っていきたいです。

【凸凹チーム感が最高!】

もちろん凸凹チームの旅路も見どころのひとつ!

中でも私が最も興奮したのは、作戦用の偽トランクが敵の手で開けられてしまうシーン。ハリポタでおなじみの曲をBGMに飛び出すクィディッチボールや怪物的な怪物の本、そして双子の呪文がかかった大量のパンなど懐かしさの詰まったビックリ箱のような展開が最高〜〜!

登場人物もますます魅力的で、新登場のユーラリー(ジェシカ・ウィリアムズさん)のお茶目さとさすが呪文学教授といった頼もしさにはすぐにファンになってしまいました。

また杖をもらいホグワーツに降り立ったジェイコブ(ダン・フォグラーさん)の姿ときたら……こんなのマグルの夢すぎるのよー‼︎

【シリーズ後半戦へ】

ティナとクリーデンスのグリンデルバルド陣営脱出、血の誓いの破壊……と解決したことも多い今回。とはいえこの先気になる問題は、やはりグリンデルバルドの出方……!

自分は「敵ではない」と言い姿を消した彼ですが、公での支配に失敗したことで、今後どんな手段に出るのかが恐ろしいところ。

そしてラストのテセウス(カラム・ターナー)の表情もフラグのような気がしてなりません。「復讐」という意味で最も強い感情を抱いているのは、きっとテセウスなんですもの。

全5作となる物語はここで折り返し。次回一気に絶望へ落とされる予感しかありませんが、それまではニュートと一緒にマンティコアダンスの練習をして待ちたいと思いますっ。

参照元:映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
執筆:にのうでプニ子 (c)Pouch