宮崎駿監督のアニメーション映画『となりのトトロ』が、世界で初めて舞台化されることとなりました!
しかも、手掛けるのはイギリスの名門劇団「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(以下、RSC)」というから驚きもひとしお。
あのトトロの世界観がどんなふうに表現されるのか、想像しただけでワクワクしちゃいますね~っ!!
【エグゼクティブ・プロデューサーは久石譲さん!】
かねてから『となりのトトロ』の舞台化を熱望していたというRSC。
今回のプロジェクトは、映画で音楽を手掛けた作曲家の久石譲さんが舞台化の話を宮崎監督に提案し、宮崎監督がこれを快諾したことから始まったといいます。
久石さんは舞台版ではエグゼクティブ・プロデューサーを担当。RSCが手掛けることについて、
「この作品に本当の意味で普遍性があるなら――僕はあると思っていますが――まったく違うカルチャーで育った人たちが違う言語でやっても、きっと世界中の人に伝わるはずです」
と語っています。
【日本国内では期待の声が多数!】
このニュースに、ツイッターではこんな声が。
「トトロ…が舞台になって世界にと思うとワクワク」
「トトロ舞台化って、しかもロイヤル・シェイクスピア・カンパニーって、どうなるのか想像出来なさすぎてニマニマが止まらない…」
「演出や舞台美術とかめっちゃ気になる! ナショナルシアターみたいに映画館でのライビュやってくれないかな…」
などなど、今からワクワクが止まらない人が多い様子。
トトロはどんな造形になるの? あの名シーンはどんなふうに描かれるの? どんな音楽が流れるの? ……たしかに、想像しただけでも期待が高まりますよね!
【この秋、ロンドンのバービカン劇場で上演】
舞台『となりのトトロ』は、2022年10月8日からロンドンのバービカン劇場にて上演スタート。
脚本はRSCの若手脚本家トム・モートン=スミスが、演出は「アクナーテン」など数々のオペラ作品を手掛けてきたフェリム・マクダーモットが担当します。
演出のマクダーモットは
「美しい音楽とともに、舞台にします。パペット、役者とともに、命を吹き込みます」
とコメントしており、パペット(人形)が登場することも明かされていますよ!
数々の名作を生み出してきたイギリス最高峰の演劇集団RSCによる『となりのトトロ』、続報が楽しみです♪
参照元:プレスリリース、TotoroShow.com、YouTube
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
Photo:(c)Studio Ghibli
▼舞台化の様子。最後に出てくる題字はスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーによるもの
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