日々のヘアセットに欠かせないヘアアイロン。
とっても便利なアイテムですが、うっかり触れておでこや首を火傷しちゃった……なんて経験を持つ皆さんも多いのでは?
そこで今回は、美容家電メーカー「アレティ(Areti.)」が薦める「火傷痕を残さないための対処法」をご紹介。知っておくと、いざというときに役に立つかと思いますよ~!
【すぐに流水で冷やすのが大事!】
皆さんはふだん、ヘアアイロンは何℃に設定して使っていますか?
100℃以上で使用している人が多いかと思いますが、人間の肌は70℃以上の熱に1秒触れるだけで皮膚組織の破壊が始まってしまうそう! そのため、ヘアアイロンにちょっと触れただけでも炎症がおこる可能性はおおいにあるんです……。
うっかり触れてしまったときは、すぐに流水で冷やし、皮膚の温度を下げて炎症を軽減させ、火傷の進行を止めることに努めましょう!
【冷やす時間の目安は?】
流水で冷やすのは、赤くなっただけの軽いものなら20分間、痛みが伴うなら30分間が目安。流水をあてにくい場所は保冷剤を使ってもOKです。
実は以前、床に落としたヘアアイロンを拾おうとして、うっかり高温部分を握ってしまった(!)ことがある私。手のひら全体がジンジン熱く腫れている感じが数時間続きましたが、すぐに流水に当てていたのがよかったのか、大事にはいたりませんでした。
やはり、「まずはすぐに冷やす」のが鉄則だと言えそうです。そして、冷やした後は水ぶくれができていないかの確認もしましょう。
水ぶくれができている場合、つぶすと細菌感染などの恐れがあるため、病院を受診して適切な治療を受けるようにしてください!
【火傷しないためのコツ】
以上がヘアアイロンに触れてしまったときの対処法ですが、そもそも「火傷をしないようにヘアアイロンをあてるコツ」自体も知っておきたいもの。
ヘアアイロンで火傷しやすい部分は、おでこ、首、耳、指。
そこで、幅広なヘアバンドでおでこと耳をカバーしたり、タオルを首筋に巻いたりと、熱が直接当たることがない工夫をするのがおすすめです。
私が美容師さんから聞いたのもこれと同じ方法。ヘアバンドやタオルを用意するのはちょっと面倒ですが、このひと手間で火傷になる確率はかなり減らせそうですね!
また、ヘアアイロンを持った手と反対側に首を傾けるなど、なるべく顔からヘアアイロンを離すのもコツです。
【冷たいヘアアイロンも登場】
以上、ヘアアイロンでの火傷痕を防ぐ対処法やコツをご紹介しました。よろしければ参考にしてみてくださいね♪
なお、最近では火傷を最小限におさえることにこだわって開発したヘアアイロンもあるんです!
「冷マジック」はプレートの外側を40℃前後でキープするため、手を添えながらスタイリングができ、火傷の心配もないのだとか。
気になった方は、こうしたアイテムも合わせてチェックしてみてください!
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