マスクが手放せなくなってからもうすぐ3年。顔の中で唯一見えているパーツということもあり、おのずと視線は “目元” に集まります

同じく目もとを強調するものといえば “メガネ” ですが……ある調査によると8割以上の人が「メガネをかけている方が目が大きく見える」と回答しているのだとか!

さらにメガネには小顔効果や知的顔に見える効果もあるようなんです。さっとかけるだけなので、マスク用メイクを覚えるよりも手っ取り早いかも!?

【デカ目に見せたいなら「太くて濃いフレーム」】

参考にするのは、メガネブランド「ゾフ(Zoff)」×「亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科 重田みゆき教授ゼミ」による調査。印象行動学の専門家・重田みゆき先生監修のもと、メガネのフレームがもたらす顔印象への影響と効果についてまとめています。

まず注目したいのは、「メガネによるデカ目効果」! 調査対象となった20〜60代の男女685名に、メガネをかけている女性・かけていない女性の写真を見せて、どちらが目が大きく見えるか尋ねると、

「顔の余白が少なくなり、全体のバランスで目が大きく感じる」
「黒目がより大きく見える」

といった理由から、84%の人が「メガネをかけている方が目が大きく見える」と回答しました。

この現象の背景にあるのは、枠で囲まれると中の円が大きく見える「デルブーフ錯視」というもの。太くて濃いフレームの枠を選ぶようにすると、より効果的なのだとか♪

【小顔効果を狙うときも「太いフレーム」が◎】

また、メガネの種類によっては “小顔効果” も期待できるみたい。

調査によると、83%の人が「太いフレームをかけている方が小顔に見える」と回答しており、「顔の印象がメガネに集中する=小顔に見える」といった現象が起こるようなんです。

デカ目に見せたいときや小顔に見せたいとき、真っ先に頼るのはメイクですが、もはやメガネさえあればすっぴんでもOKだったりして。太いフレーム(できれば濃いめ)をチョイスして自分の理想の顔に近づけるかも!?

【求心顔で知的な印象に】

さらにメガネには “知的顔に見える効果” もあるんです。

目と目の間が狭く、パーツが顔の中心部に寄っている “求心顔” は、知的で大人っぽいイメージを与えます。メガネをかけると、フレームに視線が集まり、おのずと目と目の間が近づいて見えますよ~。

顔のパーツが外に寄っている “遠心顔” の人や、ビジネスの場などで知的に見せたい人は、ぜひ取り入れてみるといいかもしれません。

参照元:Zoff、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch