芸術の秋から引き続き、寒くなってきた冬だって芸術に浸りた〜いっ!
そんなあなたにお届けしたいのが「東京都内で体験できる冬のおすすめアートイベント4選」です。
クリスチャン・ディオールやマリー・クワントの回顧展をはじめ、ジャポニズムからインスパイアされたフランス木版画、“毒” がテーマの特別展(!)など、ユニークなイベントをセレクトしてみました。
王道ではないアート体験がしたい人はぜひチェックしてみて。
【東京都内で体験できる冬のおすすめアートイベント4選】
■その1. 「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展
パリ、ロンドン、ニューヨークと世界を巡回した展覧会が日本へ上陸! ディオールのアイコン的アイテム「バー」スーツをはじめ、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々、歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品のひとつひとつが公開されています。
建築家・重松象平さんによる空間演出や日本人写真家・高木由利子さんによる撮りおろし写真をはじめ、日本との絆も感じられる特別な展覧会は見逃せません。
場所:東京都現代美術館
会期:2022年12月21日〜2023年5月28日(月曜日および12月28日〜1月1日、1月10日は休館)
料金:一般2000円
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■その2. マリー・クワント展
1950年代にロンドンのファッションシーンでミニスカートを広め、60年代のストリートカルチャーを牽引したファッションデザイナー、マリー・クワント。モードの先駆者であり、女性起業家のパイオニアでもあった “ミニの女王” の歴史を辿る回顧展です。
本展ではロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館より来日する約100点の衣服を中心に、小物や写真、映像などを展示。日本にマリー・クワントのコスメが上陸する以前のファッションアイテムも紹介します。
場所:Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2022年11月26日〜2023年1月29日(12月6日、1月1日は休館)
料金:一般1700円
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■その3. 「ヴァロットンー黒と白」展
19世紀末のパリで活躍した画家フェリックス・ヴァロットン。その名声を築き上げたのは、日本の浮世絵文化をはじめジャポニスムの影響を受けたとされる、黒一色の革新的な木版画でした。
本展では、世界有数のヴァロットン版画コレクションを誇る三菱一号館美術館が、約180点のコレクションを一挙初公開!
また開催にあわせて、フランスの日本酒メーカー「WAKAZE」とコラボした純米吟醸酒「GINJO 2022 LIMITED EDITION」も販売中。展覧会チケット付きセットもありますよ〜!
場所:三菱一号館美術館
会期:2022年10月29日〜2023年1月29日(月曜日、12月31日、1月1日は休館 ※12月26日、1月2日、1月9日、1月23日は開館)
料金:一般1900円
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■その4. 特別展「毒」
国立科学博物館では初となる「毒」がテーマの展覧会。動物、植物、菌類、鉱物や人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について、各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ解説していきます。
総展示数はなんと250点超! 「毒の博物館」「毒と進化」「毒と人間」など、5章に渡って毒の世界を探求していきます。
場所:国立科学博物館
会期:2022年11月1日〜2023年2月19日(月曜日および12月28日〜1月1日、1月10日は休館 ※1月2日、1月9日、2月13日は開館)
料金:一般2000円
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【さあ、アート三昧しよう】
誰もが知ってる有名ブランドの歴史に触れ、木版画に魅了されて、毒の世界を知る……。いずれも東京で開催されているので、ツアーのように順番に回って鑑賞するのも楽しそうです。
外は寒いけれど、美術館&博物館の中はぽっかぽか。暖かい場所でアート三昧しちゃいましょう♪
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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