Hola! 海外で暮らす私・香月実穂が現地で感じた「日本ではありえないこと」や「驚くこと」を紹介するよ!
日本の年末のビッグイベントの1つである「年末ジャンボ宝くじ」。実は、スペインでも年末の宝くじが超人気なんです。景気もパッとしない日々、ここは宝くじで一獲千金を当てて新年を迎えたいなぁ~。
ということで、私も宝くじを実際に購入&ドキドキの抽選結果をレポしていくよっ☆
【スペインの宝くじ事情】
スペインで1番有名な宝くじの「クリスマス宝くじ(La Lotería de Navidad)」は、1枚20ユーロ(約2820円)。いや、高〜〜〜〜っ!!
と思ったのですが、その賞金総額は25億2000万ユーロ。日本円で3500億円を超えるのだそう。あらまぁ……なんだか夢があるじゃない♡
【スペイン版・西銀座チャンスセンター】
私のスペイン人家族をはじめ、「この場所で買うと当たる気がする」と信じ、毎年同じ販売店で買う人が多いんそう。
なかでもマドリード市内にある「ドニャ・マノリータ(Doña Manolita)」は100年以上前からの歴史のある販売店で、いつ見ても長蛇の列!
私も、今回の宝くじはここで買ってみよう。そう思って行ったのですが……?
【長すぎる行列】
買いに行ったのは12月初旬の土曜日。最後尾をめがけて歩いて行くと、なんと300メートルほどの行列ができていました。係の人に待ち時間を聞いてみると、「2~3時間かな?」ですって!!!! ひょえ~!
【宝くじの買い方】
結局寒さに負け、「ドニャ・マノリータ」で買うことを諦めて、ほかのお店で購入することに。
窓口での購入方法はシンプルで、欲しい宝くじの種類と枚数を伝えて支払うだけ。支払いには、現金だけでなくカード払いにも対応しているので買い過ぎに注意です。
私は全ての願いを込めて1枚購入しました。当たってくれ~~~!
あとから知ったのですが、クリスマス宝くじは8月から販売していて、ウェブで購入もできるそう。もしかして……並ぶ必要なかった!?
【結果はいかに…!】
抽選当日の2022年12月22日は、朝からテレビでは有名な販売所での中継が始まり、みんながわくわくムード!
抽選発表はまるで子どもたちが歌っているかのように、独特なリズムで番号が読み上げられます。彼らの顔に笑顔はなく、真剣そのもの。しかも、そのテレビ中継は5時間にもわたります。
私も気合を入れて、テレビの前で抽選発表を見届けました。
が、結局分かりづらかったので、宝くじの公式ホームーページで結果を確認することに。番号と宝くじの購入金額を入れて「確認ボタン(COMPROBAR)」を押すと……
ドキドキ……♡
\ハズレた〜〜〜〜〜〜〜っ!/
……スペイン語が読めなくても結果が伝わってくる絵文字と共に億万長者の夢がやぶれました~~(涙)。
当選した場合は有効期限は抽選日から3カ月。少額の場合は売り場で換金、2000ユーロ(約28200円)を超えると金融機関で換金または口座への振り込みになるそうです。
ちなみに今年はドニャ・マノリータで高額当選は出なかったんだとか。
皆さんは今年、宝くじを買いましたか?
※1ユーロ:141円(2022年12月24日現在)
■今回紹介した店舗の情報
店名:Doña Manolita
住所:Calle del Carmen, 22, 28013 Madrid, Spain
営業時間:9:00~20:30
参考リンク:Lotería Nacional(スペイン語)
撮影・執筆:香月実穂
Photo:(c)Pouch
▼お店周辺の手売りもあります!
今回私は長蛇の列を見て諦めましたが、「どうしてもドニャ・マノリータで買いたい!」という場合は、お店の周辺にいる “お店公式の販売する人” から買う手もあります。
その際に1枚につき2ユーロ(282円)が手数料として上乗せされるのですが、さむ~い中で長時間並ぶくらいなら多少高くてもアリかも!?
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