神代木、センダン、ヤマモモ、ケヤキ、カイヅカイブキ、スギ、カツラ、ホオ、ハゼ、ヒノキ。
フェリシモ「木の色の豊かさを見つける 森のクレヨン」は日本国内に生えている様々な木の色をクレヨンとして楽しめる、ちょっと変わった商品です。
編集部に商品が届いたので、楽しんでみることに。「木=茶色」という常識が覆されてしまうほどカラフルさを試してみました!
【バリエーション豊かな色彩】
入っている色は、神代木、センダン、ヤマモモ、ケヤキ、カイヅカイブキ、スギ、カツラ、ホオ、ハゼ、ヒノキの全10本。普段こうやって木の色を並べて比べてみないので、木によってかなり個性があることに驚きます。
また、スライド式になっているパッケージのデザインは森の地面に重なる枝をイメージしているんですって。
着色料は使用せず、国内で採れた木材の粉と米ぬか由来のライスワックス、米油を混ぜたシンプルな製法でつくられています。
サイズは人指し指くらいの長さで、大人でも持ちやすいサイズ感でした。
【本来の色って? 発色をチェックしてみたよ】
さっそく発色をチェックしてみると、発色はかなり淡め。また本体の色と紙に描いたときの色のギャップがあるものありました。
また、スギ、カツラ、ホオは並べてみると、繊細な色の違いがわかります。
【塗り絵が意外と楽しい!】
more felissimoでは塗り絵をダウンロードできるので、さっそく塗り絵で楽しんでみることに。最初は全部この淡い木の色で塗るの難しいのかな……と思っていたのですが、コントラストが出て面白いです。
全体的にナチュラルに仕上がるのも嬉しい。
淡い発色なので、ちょっと力を入れてグリグリ塗ると、木くずのようなものがポロポロ出てきます。そしてほんのり木の香りがするような?
先っぽを消費してしまいましたが、大人が力を入れても折れなかったので、お子さんが強いチカラで握って芸術を爆発させても大丈夫そうです!
【紙によっては色が淡すぎることも】
ただし、紙によってはまったく色がのらないこともあるので注意が必要です。
たとえば、メモ帳やノート、折り紙のようなつるつるとした紙ではほとんど色がわかりません。また、ダンボールだと濃い色の神代木は発色しましたが、淡い色はほとんど色がのりませんでした。
森のクレヨンの淡い発色が楽しむならスケッチブックなどの厚手の紙がおすすめです。
【身近に生えている木が使われているかも】
お値段は税込み2855円。売上の一部は「フェリシモの森基金」に寄付されます。
改めて考えてみると、家の近くにや毎日通学や通勤で通り過ぎる木が、何ていう名前でどんな木なのかって意外と知らないんですよね。
フェリシモの公式サイトでは、今回のクレヨンに使用されている木の特徴や生えている地域、どんな用途に使われているのかも紹介されているので、ぜひチェックしながら身近にある木材や木を探してみるのも楽しいかも!
贈り物としても喜ばれそうです♪
参考リンク:FELISSIMO merry(森のクレヨン詳細)、more felissimo(森のクレヨン裏話)、プレスリリース
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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