オフィスやカフェで手帳を開きたいけれど、なんだか周りの視線が気になる……。
そんな手帳ユーザーの悩みを解決するべく、ゼブラが「書いている人には見えて、周りにいる人からは見えにくい濃度に調整した淡い色合いのインク」を開発したらしいんです!
手帳ユーザーにとって革命的な新商品。だけど……本当に「書いている人には見えて、周りにいる人からは見えにくい」のでしょうか!?
気になりすぎるので購入して検証してみましたっ。
【同じシリーズで書き比べ!】
2023年3月9日に数量限定で発売された新ジェルボールペン「サラサナノ スモークカラー」(0.3 / 各220円)。
「スモークピンク」「スモークカーキ」「スモークブルー」「スモークオーカー」の全4色展開で、ゼブラオンラインストアでは3月中に替芯も発売予定です。
私が注文したのは「スモークピンク」。そして、比較するために同じサラサナノシリーズの商品「サラサナノ 0.3 ライトピンク」(210円)も用意しました。
同じシリーズということもあり、ペンのフォルムなどビジュアルはよく似ていますが、どうなんでしょう。
【なるほど…たしかに「見えづらい」】
新商品「スモークピンク」のインクの色は “かなり” 薄め。
ライトピンクと比べると、まさしく「スモーク(煙)」という名前の通りくすんだピンクです。
【距離や角度によって見え方は違う?】
つづいて、「スモークピンク」が距離や角度によってどう見えているのか、見比べてみます。
文字を書いている自分からの見え方がこちら。
こちらは隣の人の席と距離が近いカフェで隣席からの見え方。
両方見比べてみると……「スタバやマックなどの隣席」からのほうが、たしかに見えづらい!
正直、全く見えないとは言い切れないけれど、よ〜く凝視しないとなんて書いてあるかわからない程度で、既存の「ライトピンク」と比較してみるとその違いは断然。はるかに見えづらいです。
<書いているときの見え方>
<隣席からの見え方>
また、書いている人の逆方向から見ても、見えづらい印象でした。
横もしくは逆方向に角度を変えただけで、見え方がガラリと変わる! これなら出先で手帳を開くときも、周囲の視線が気にならないかもしれません。
【電球の色によって見え方も変わる】
ちなみに……「スモークピンク」の試し書きをしている中で、気がついたことがありました。
それは「オレンジがかった温かみのある色の電球の下で書いたほうが、より見えにくい」ということ!
太陽光や蛍光灯だとわりと見えやすいのですが、温かみのある色の電球の下だと周囲の人はおろか、書いている本人でさえ見えづらかったです(笑)。
書いているうちに、だんだん目が慣れていくんですけどね……。
【検証結果】
今回検証してみてわかったことは次の3点です。
・淡く薄い色なので従来のインクよりも見えづらい
・「1席ほど離れた距離の横から」あるいは「逆方向」から見ると、もっと見えづらい
・暖色系の電球だとさらに見えづらい
従来のサラサナノと比べるとたしかに「書いている人には見えて、周りの人からは見えにくい濃度のカラーボールペン」と言えます。
少なくとも私は「これは外出先で手帳を開きやすくなるな」と感じました。なぜなら、他人の手帳を凝視する人がいたら気づくくらい、パッと見ただけでは何が書かれているのか判別できないから。
カフェで手帳を開いたり、仕事や勉強をするときに、周囲の視線が気になる人はぜひ試してみて!
参照元:プレスリリース、ゼブラオンラインストア[サラサナノ 0.3 スモークピンク][サラサナノ 0.3 ライトピンク]
執筆・撮影:田端あんじ (c)Pouch
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