私たちの心の状態と「色」というのは、想像する以上に深い関係があるといいます。

色彩検定協会が発表したのは「2022年の気分を表す色」および「2023年への願いを表す色」についての調査結果

2022年の気分を表す色の1位は「ブラック」ですが、2023年は明るいカラーが上位に入ってきているみたいなんです……!

【男女でも違いがありました】

オンラインで実施されたこの調査。20代から60代の全国4496名の日本人男女を対象に、有彩色70色・無彩色5色の合計75色から回答してもらったそうです。

「2022年の気分、心境を表す色」を尋ねたところ、男女ともに1位はクールで落ち着いたイメージがある「ブラック」という結果に!

ただし、2位以下は男女にハッキリとした違いが。女性は「ピンク」(2位)、「ホワイト」(3位)、「ライトオレンジ」(4位)、「ライトイエロー」(5位)といった明るい色がランクイン。

いっぽう男性は「ホワイト」が2位に入っているものの、「ダークグレイ」(3位)、「ライトグレイ」(4位)、「グレイ」(5位)とグレイが続き、無彩色が上位に固まりました。

全体的には重厚感がある色が多いように感じますが、男女で違いが出るとは興味深い……!

【2023年は明るい1年を願う傾向】

続いては「2023年はこうあってほしいという願いを表す色」。

男女総合1位は「ホワイト」ですが、男性の1位は「ホワイト」、女性の1位は「ピンク」という結果に。

2位以下には男性は「イエロー」(2位)、「ライトイエロー」(3位)、「レッド」(4位)。いっぽう女性は「ライトオレンジ」(2位)、「イエロー」(3位)、「ライトイエロー」(4位)と、どちらも有彩色の明るい色が続きます。

男女ともに「2023年は明るい年になってほしい!」という願いが色に反映されていると伺えますね。

【皆さんは何色を選びますか?】

ここ3年の調査結果を見てみると、2020年は「今年の気分」を表す色の上位が「ブラック」や「グレイ」続きだったのに対し、2021年、2022年は「ホワイト」が大きく順位を上げて2位にランクイン。

彩りを持たない無彩色が上位なのは変わらないものの、確実に明るい色が増えてきていることがわかります。

皆さんにとって、今年の気分や来年への願いを表す色はどんな色でしょうか。ぜひコメントで教えてください。

より詳しい調査結果は参照元からどうぞ♪

参照元:プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch
Photo:ぱくたそ