いったいこのとんかつ、何センチあるの!?

思わず声に出てしまうくらいびっくりする分厚さの「かつサンド」が台湾で話題になっています。

お店があるのは、台北の観光地・西門町の近く。1日30食限定のためか、これを買うために毎日たくさんの人が並んでいるそう。

そのビジュアルを見たらどんな味か気になってきちゃった! ということで、販売時間前から並んでゲットできるのか挑戦してみることにしました☆

【地元民に人気のお店らしい】

訪れたのは、台北MRT西門駅から歩いて約10分のところにある、「日初早午食堂(リーチューザオウーシータン)」という朝食ブランチ店

今回のお目当ての、“分厚すぎるかつサンド” こと「極厚熟成豬排三明治(ジーホウショウチェンジューパイサンミンジー)」をゲットすべく、並びますよ〜!

お値段は1つ200元(約916円)。

【どのくらい並ぶの?】

お店は8時から営業していますが、かつサンドは9時30分から販売開始で外で並んで待つ必要があるみたい。

私がお店に到着したのは、平日9時10分ごろ。……すでに10人ほど並んでるんですけど! 1日限定30個と考えたら、ギリギリセーフです。


イートインもテイクアウトも同じ列に並ぶとのことで、ひとまず列の最後尾に並びましょう。

9時25分ごろに店員さんが出てきて、イートインかテイクアウトか、名字などを聞かれ、「1人1個まで」と書かれた引き換え券をもらいました。これで注文が済んだのかな、と思ったら違うみたい。


9時半から店頭のカウンターで、「かつサンド」を含めた朝食メニューの注文がスタートしました。ここは中国語のみなので、並んでいる間にスマホのメモに「かつサンド」が欲しい旨を書いておいたり、翻訳アプリを使ったりしてなんとか乗り切るしかなさそうです。

最終的に私が注文を終えて、席に案内されたのは9時40分で約30分待ちました。お店の方によると、地元民に大人気のお店で、休日は1時間くらい並ぶこともあるんだとか。

夏場は暑いので、水分補給を忘れないように気をつけて!

【トンカツの厚さがすごすぎる~!】

席へと移動する途中、揚げあがったばかりのとんかつを目撃しちゃったのですが、半端ないっ。これをサンドイッチにしちゃうの……!?

店内へ進むとカウンター席とテーブル席がありましたが席数は少なめ。こんじんまりとした雰囲気です。

さらに15分ほど待つと、とんかつサンドが到着! わぁあ、うわさどおりの大きさだわ~~~!

両端を食パンに挟まれたとんかつは厚さ約5cm。手に持ってみると、ずっしりと重たい!!!

断面を並べてみると、さらにその厚さが際立ちます。このサンドイッチ、ほぼお肉でできてるわ。

4分の1にカットされてるのは親切だけど……それでも大きいです(笑)。

さっそくいただいてみると、衣はサクッ!分厚いお肉はとってもジューシー!

トーストの香ばしさを感じたのもつかの間、とんかつの弾力がとにかくスゴくってお肉好きにはたまりませんっ♡

ソースの塩気とトーストにぬられたマスタードのバランスが絶妙。青のりの磯の香りもアクセントになっています。

でもこのとんかつサンド、1人で1個食べきるのはなかなか大変。朝からこんなにたくさんのお肉を食べたのは初めてで、完食したら苦しくなっちゃいました。皆さんにはシェアしたり、テイクアウトして時間をかけて食べたりすることをオススメします。

朝から並ぶのは大変ですが、気になちゃった方はぜひ挑戦してみて♪

※日本円への換算は、2023年5月現在のものです。

■今回紹介した店舗の情報

店名:日初早午食堂
住所:台北市萬華區康定路93號(Googleマップ)
営業時間:8:00~13:30
定休日:日曜日、月曜日

参考リンク:日初早午食堂
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch

▼合わせて注文した「金萱青茶(ジンシュエンチンチャ)」というウーロン茶は爽やかでお口直しにぴったりでした。価格は30元(約137円)。