山下智久さんが出演し日本でも大好評の作品、Huluオリジナル『THE HEAD』。続くシーズン2には、海外ドラマ初出演の福士蒼汰さんが参加し、話題を呼んでいます。
英語でお芝居する福士さんが気になるし、山Pに続くことができるのでしょうか……!
第1話と第2話を観賞させていただいたので、そんな気になるところも合わせてレビューします。
【シーズン1をサクッとおさらい】
シーズン1は、南極の科学研究基地内で起こる連続殺人事件の真相に迫る心理サバイバルスリラー。
山下智久さんは「越冬隊」チームの一員として出演し、後半まで主要メンバーとして大活躍しました。
英語でのお芝居も難なくクリアしていた山下さんが現在、海外ドラマや映画で活躍しているのを観ると『THE HEAD』からステップアップしていったんだな〜と感慨深いです。
【シーズン2のあらすじ】
シーズン2の舞台は、陸から約2700km離れた太平洋のど真ん中に浮かぶ巨大貨物船を装った秘密研究基地・アレクサンドリア号。
この船に乗り込んだのは、気候変動から人類を救うミッションを担った天才生物学者のアーサー(ジョン・リンチさん)が率いる科学研究チームです。
調査を順調に進めていたある日、船内でメンバーのひとりが首なし死体となって発見されます。
しかし、ここは逃げることも侵入することも不可能な海のど真ん中に浮かぶ船の上。犯人は船内にいる!と誰もが疑心暗鬼になる中、次から次へと不可解な事件が起こるのです……。
【福士さんの出番にハラハラ!】
福士さんが演じるのは、優秀なコンピューターエンジニアのユウト。
主要メンバーが集まる場所に必ずいるし、アップになったりするんですけど、前半はセリフがほぼありません……。しかし、第1話の中盤で、最重要人物のアーサーから物語を大きく前進させる調査を内密に依頼されます!
そこで交わされるユウトとアーサーのやりとりで、福士さんは流暢な英語でお芝居をしており、すごくよかった。
ずっと英語のレッスンや海外作品のオーディションを受けてきた、という福士さん。その努力が実を結んだんですね。
ときどきボソっと日本語で独り言をこぼすのも愛嬌あっていい〜!
【最後まで生き残ってほしい!】
船内で事件が起きたことで、メンバーたちは本来のミッションとは別に “犯人探し” もすることになります。
しかし、犯人は手強く第2の事件(謎の自殺)、第3の事件(殺人)が起こります。加えて、アーサーの娘・レイチェル(オリヴィア・モリスさん)が冷凍室に閉じ込められてしまう!
いっぽう、ユウトはコンピュータースキルと調査力を発揮して、ある人物に近づくことに成功。しかし、真実に近づくほどに犯人に狙われる気もするのでユウトの身に何かが起こりそうで心配になります。
「ユウト、最終話まで生き残って!」と願いつつ、もしかしたらユウトが犯人だったりして……!?
観ているこちらも疑心暗鬼になってくるんです。なにせ、船内にいる人物は全員容疑者ですからね。
【展開が早くて面白すぎる『THE HEAD』】
第2話までに、すでに3つの死が訪れるという早い展開に加え、ドキドキハラハラさせられるし、とにかく続きが気になって仕方がない『THE HEAD』シーズン2。
毎週土曜日に最新話を配信するのでぜひ福士蒼汰さんの海外ドラマデビューを皆さんも観てください!
執筆:斎藤 香(c)pouch
Photo:(C)Hulu Japan
Huluオリジナル『THE HEAD』シーズン2
Huluにて独占配信中
全6話 毎週土曜日新エピソード配信
監督:ホルヘ・ドラド
脚本:マリアーノ・バセルガ、ホルディ・ガルセラン、アイザック・サストレ
制作:THE MEDIAPRO STUDIO / Hulu Japan
出演:ジョン・リンチ、キャサリン・オドネリー、ホヴィク・ケウチケリアン、モー・ダンフォード、ジョセフィン・ネルデン、オリヴィア・モリス、福士蒼汰、ティリエ・ゴダール、エンリケ・アルセほか
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