昨今人気の “美術館巡り” って1人でするのはもちろん、誰かと意見を交換しながらするのも楽しいもの。

しかし、そのいっぽうで「美術館では静かにしなくてはいけないから緊張する」「子ども連れだと行きづらい」という人もいるかもしれません。

そんな中、東京・上野にある国立西洋美術館ではこの夏、美術館なのにおしゃべりOK&無料で鑑賞できるという特別イベントを開催するというんですっ。

心配事は一切不要、大好きなことを思いっきり楽しむことができるかもしれませんよ〜〜!

【子ども連れにも優しいイベントです】

2023年8月26日に開催される特別イベント「にぎやかサタデー」。開館時間の9時30分から20時まで、常設展と企画展を無料で鑑賞できます。

会場内では、自由に会話を楽しんでOK。自分なりのスタイルで美術鑑賞を楽しめちゃうんです。

恋人や友人、家族と、互いに感想を語り合うもよし。小さなお子さんの美術館デビューにもにもピッタリ。

当日は、キッズスペースや授乳室も設置するほか、年齢を問わず作品鑑賞を楽しめる企画を用意しているといいます。

【体験できること】

たとえば、モネの『睡蓮』やロダンの『考える人』を展示している常設展では、「この絵をさがしに行こう!」と題した企画を実施します。

作品の一部分を切り取った写真を添付したポストカードを1人につき1枚配布。どの作品のどの部分なのか、ゲーム感覚でアートを楽しめます。

いつもとは異なる視点でアートと向き合えるので、初心者にはもちろん、リピーターにとっても新鮮な体験ができそう!

『スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた』を開催中の企画展では、鑑賞体験をより深めるための問いかけや作品解説を掲載した「小冊子」を配布します。作品に対する理解を深めたり、会話のきっかけにもなりそうです。

【夏休みのお出かけにも◎】

美術館へのハードルが高いと感じている人に最適な「にぎやかサタデー」。「美術は難しいものではなく楽しいものなんだ」と感じさせてくれるイベントになりそうです。

開催されるのはちょうど夏休みシーズン。にもピッタリですし、ぜひ家族そろってのお出かけや、一緒に語らいたいあの人と一緒に予定を立ててみてくださいっ♪

参照元:国立西洋美術館プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch