これ、地方出身者あるあるだと思うのですが……標準語だと思っていた言葉が実は方言だったこと、ありませんか?
地方出身のPouchのライター陣に同じ質問をしてみたところ「わかる!!!!!」の嵐でした。
というわけで今回は、 Pouchライター陣に聞いた「標準語だと思っていた方言」をクイズ形式でお届けします。
【東日本編】
まずは東日本編から。まずは福島県出身の私・田端あんじから出題させていただきます!
「こわい」とはどういう意味でしょうか? ちなみに、恐怖を感じる「怖い・恐い」という意味ではありません。
正解は……
「疲れた」
「今日は忙しかったから、体がこわい」という感じで使います。調べてみると、北海道〜東北地方でも使用されているみたい。
続いて山形県代表・Yui Imaiからの出題です。「うるかす」とはどういう意味でしょうか?
正解は……
「水などに浸ける」または「ふやかす」
Yui Imai「小さい頃から母にご飯を食べたあとに『食器ちゃんとうるかしておいてね〜』と言われていたんですが、これが方言であることを大人になってから知りました」
続いては、長野県代表・あんすずからの出題です。「とぶ」とはどういう意味でしょうか?
正解は……
「走る」
また、あんすず曰く長野県には「ひいといて→しいといて」「りんごがぼけてる→りんごがおいしくない、やわらかい」といった方言もあるそう!
【西日本編】
ここからは「西日本編」です。まずは三重県代表・鷺ノ宮やよいからの出題です。
「えらい」とはどういう意味でしょうか? ちなみに「偉い」という意味ではありません。
正解は……
「しんどい」または「疲れた」
鷺ノ宮やよい「『めっちゃ走ったからえらいわ〜』という感じで使います。上京するまで方言って知らなかったです」
また三重県では、明後日の次の日のことを「ささって」というのだそう!
最後は、広島県代表・五條なつきからの出題です。「たいぎい」とはどういう意味でしょうか?
正解は……
「面倒くさい」
五條なつき「面倒臭い時に幅広く使われる『たいぎい』は愛媛・広島でよく聞くのですが、東京ではあまり聞かないので、子どものころに方言なんだ!と割と早い段階で気がつきました」
【方言と気づいたときビックリするよね】
普段からよく耳にする・口にする言葉ほど、方言とは気づきにくいもの。
だからこそ、上京したり、他県の人と話たりして初めて「標準語じゃなかったんだ…!」と驚くこともあります。皆さんも、そういった方言があればぜひコメントで教えてください♪
執筆:田端あんじ
Photo :(c)Pouch、ぱくたそ
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