美食の街として知られる、台湾南部の都市・台南。

台南を訪れたらぜひ食べていただきたいのは、台南以外ではなかなか食べられない「牛肉スープ」です!

この味を思い出すと台南に食べに行きたくなっちゃうんですよね……♡

おすすめは、人気観光スポット・安平老街(アンピンラオジエ)で毎日行列ができるお店「阿財牛肉湯(アーツァイニウロウタン)」。それではさっそく、行ってみましょう〜!

【平日でも並んでいます…!】

ご紹介する「阿財牛肉湯」は、台湾で最も古いと言われている商店街・安平老街の古堡街(グーバオジエ)という広々とした通り沿いにあります。


お店は12時オープンで私は11時50分ごろに到着したのですが……既に満席なうえさらに15人ほど並んでいる!?

どうやら早めにお店を開けて、お客さんを通しているみたい。平日でこの混み具合とは、想像以上の人気ぶりでより期待が高まります。

【メニューや注文方法は?】

看板メニューはもちろん、牛肉スープ(牛肉湯 / ニウロウタン)。薄切りにした新鮮な生の牛肉をお椀に入れ、熱々のスープをそそいで作られるシンプルな料理です。

私が注文したのは、

・牛肉スープの小サイズ「牛肉湯(ニウロウタン)」120元
・牛肉のルーロー飯「牛肉燥飯(ニウローザオファン)」30元
・炒め空心菜「炒空心菜(チャオコンシンツァイ)」60元

の3種類。合計は210元(約945円)でした。

日本語メニューはないので、翻訳アプリなどを使って頑張りましょう……!

注文方法は、正の字で記入する注文票を1枚もらったら列に並びます。30分近く経ったところで順番がきて、注文票を渡してお会計を済ませました。

1人で訪れた私が案内された席は、べつの2人組のお客さんと相席。ちょっとした現地の空気を感じることができますね……!

【牛肉がやわらかい〜っ♡】

料理の到着を待つ間、調味料コーナーからお箸やレンゲ、刻み生姜やつけだれなどを用意しておきましょうっ。

さて、10分ほどで料理が到着しました。はやい!

牛肉スープは生の牛肉に熱々のスープをそそいでいるので、ピンク色の牛肉に少しずつ熱が通って色が変わっていく様子を見ることができましたよ……!

スープはほどよい塩気の中にほんのり甘みがあり、牛肉の出汁がしっかりと出ています。

そして、とにかく牛肉がやわらかい!!!

とちゅう、刻み生姜を入れて味の変化を楽しんだり、つけだれをつけて甘辛い味を堪能するのもおすすめですよ。

【牛肉ver.のルーロー飯もおすすめ】

台湾のルーロー飯は豚肉が多いのですが、牛肉バージョンもご飯がすすむ! 牛肉のルーロー飯は、少しパサッとした舌触りだけど、牛肉の旨味がぎゅっと濃縮されている感じです。

ニンニクがガッツリきいた空芯菜の炒め物も付け合わせにぴったりだったので、この3つを一緒に頼むの、オススメ!

安平老街での観光を楽しみながら、台南の名物グルメ・牛肉スープをぜひ味わってみてください♪

※日本円への換算は、2023年8月現在のものです。

■今回紹介した店舗の情報

店名:阿財牛肉湯(Facebook)
住所:台南市安平區古堡街5號(Googleマップ)
営業時間:12:00~21:00
定休日:なし

撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch