美食の街として知られる、台湾南部の都市・台南。

台南旅行で新鮮な海鮮グルメを味わうなら「小二月飯湯(シャオアーユエファンタン)」がおすすめ。

海鮮や野菜が入った小さなセイロを高く重ねていくのですが、写真映えもするんですよ~♪

さっそくランチを楽しんできたので、お店の様子を紹介しますっ。

【台南で蒸し海鮮料理!】

海が近い台南には海鮮料理店がたくさんあり、大きなテーブルにたくさんの料理を並べて食べるスタイルが主流。

なので小人数だと、食べきれる量を注文するのが難しいんですよね。

そんなときおすすめしたいのが「小二月飯湯」。ここは少人数でもソロ旅でもいろいろな種類の海鮮が楽しめるんです♪

店内は、テーブル席はもちろん、カウンター席があるのも嬉しいポイントです。

【セットメニューは2種類】

さっそくメニューをチェック。日本語メニューはないものの、いくつかのメニューは写真が掲載されているので安心です。

注文票には正の字で記入しますが、項目が細かく分かれているので以下を参考にしてくださいね。

セットメニューは大きく分けて2種類。

・海鮮湯飯(海鮮入りのセイロ1つとご飯入りスープのセット)
・海鮮乾飯(海鮮入りのセイロ1つとスープ、マグロ肉カットご飯のセット)

海鮮湯飯は海鮮蒸籠の「湯」の項目に、海鮮乾飯は「乾」の項目に記入します。

どちらのセットもスープの中のメイン具材を、

・飯湯(肉なし)
・豬肉(豚肉)
・牛肉
・小二月(海鮮)

の4種類から選んでくださいね。

そして、どちらも海鮮入りセイロを1つ追加することができ、増やす場合は「雙層」の項目に、増やさない場合は「單層」の項目に記入しましょう。

もうちょっと食べたいな〜というときは、セット外の「海鮮」または「季節の野菜」を単品で注文します。

この日の季節の野菜は、

・絲瓜(へちま)
・花椰菜(ブロッコリー)
・娃娃菜(ベビー白菜)
・秋葵(オクラ)

の4種類。こちらは飾ってあったので日本語表記がなくともわかりやすかったです!

私は「海鮮湯飯」の「豚肉」、そして海鮮セイロとオクラを注文しました。合計価格は250元(約1125円)です。

料理を待つ間、セルフサービスコーナーへ飲み物やお箸、つけダレ等を取りに行きましょう!

【高く積み上げられたセイロのお出まし!】

しばらくして運ばれてきたお料理は……期待どおり、3つのセイロが高く積みあがっています!!!

これを1つずつ開けていくのも楽しいし、テーブルがセイロで埋まっていくのも写真を撮りたくなりますねっ。
アサリがプリプリでおいしい~~~♪

イカと海老、オクラも新鮮でした!

セイロの1番下にあったご飯入りスープの中には選んだ豚肉に加えて、カットされたマグロ、キャベツ、セロリ、つみれ、タケノコ、かまぼこ、桜エビなどの具材が入っていて、食べ応えバツグン。

具材の旨味、特に海老の出汁がしっかりとスープに溶け出ていて、深みのある味わいです。

テーブルいっぱいに広げた料理をひとりでいただくって、なんとも贅沢なひとときです♡

【台南駅からちょっぴり離れています】

「小二月飯湯」は、台湾鉄道・台南駅から徒歩40分ほど。駅からであればタクシーを使うのがおすすめです。

また、高速鉄道・台南駅からならH31番のシャトルバスに乗って「小西門」駅で下車すれば、徒歩6分ほどでアクセスできますよ。

すぐ近くには「藍晒圖文創園區(ランシャイトゥウェンチュアンユエンチュ)」というリノベアートスポットもあるので、食事の前後に観光するのもおすすめです。

ぜひ、セイロをたくさん重ねてぜひ台南の海鮮料理を味わってみてくださいね♪

※日本円への換算は、2023年8月現在のものです

■今回紹介した店舗の情報

店名:小二月飯湯
住所:台南市中西區海安路一段7號(Googleマップ)
営業時間:11:00~14:00(土日は14:30まで)、17:00~21:00
定休日:火曜日

撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch

▼セットメニュー「海鮮乾飯」についてくる「マグロご飯(鮪魚肉燥飯)」とは、ほかほかご飯の上にマグロをカットしたものをたくさんのせたものです♡

わたしが注文したセット「海鮮湯飯」の方は、このマグロ肉カットがスープの中に入れられていました。