せっかくの台湾旅行なのに、残念ながら現地は雨……。どうしよう?
そんなときは、台北のミニチュアミュージアム「袖珍博物館(シウジェンボーウーグアン)」がおすすめ。
ここは、世界各地のドールハウスやミニチュア、ルームボックスを集めて展示したアジアでも珍しい博物館なんですよ。
細かいところまで精巧につくられた300点近くの作品に、時間を忘れて引き込まれてしまう……♡ さっそく見てみましょうっ。
【台北の都心にあるんです!】
博物館は、台北MRT松江南京駅から徒歩8分ほど歩いたオフィスビルの地下1階にあります。
入り口でチケットを購入したら、いざ入場! 日本語のパンフレットもあるのでぜひチェックして。
ちなみに、館内では写真撮影が可能ですがフラッシュは禁止なのでご注意ください!
【扉を開けた瞬間から広がる小さな世界】
入り口のドアを開けると、まずは博物館の代表ともいえる大型のドールハウス「ローズマンション」が目の前に。
ミニチュアアーティストのレジナルド・ツイッグ氏が約4年もの期間をかけて制作した作品なんですって。360度どの角度から見ても精密につくられているのを実感します。
ドールハウスは主に通路の中央に置かれていて、大小様々な作品があります。
ストーリーというコーナーには『不思議の国のアリス』や『白雪姫』、『ピーター・パン』や『ピノキオ』などの物語作品のミニチュアが展示されています。
可愛くて、まるで物語の世界に飛び込んだかのような気分になります♡
主に通路の両脇には、家の一部を忠実に再現した「ルームボックス」作品がずらり。12分の1に縮小された作品がメインで、細かいところまで本物さながら。
アメリカやヨーロッパなどのお部屋やキッチン、リビングやお庭が忠実に再現されていたり、コーヒーショップやケーキ屋さん、オフィスだったり、まるで当時の生活を垣間見ているみたい。
こんな部屋に住んでみたいなぁ……と、うっとりしちゃうような作品もたくさんありました♡
中国語や英語だけではなく、日本語の説明が書かれている作品が多いのもうれしいです。
ちょっと驚いたのが、昭和30年代の日本の街並みを再現した作品があったこと。まさか台湾の博物館で日本を感じるとは……!
アクセサリーというコーナーは、ほんとうに精巧な作品がショーケースにずらり。ミニチュア好きさんにはたまらないと思います♪
【お土産ショップもあるよ】
博物館にはお土産ショップもあります。ミニチュアはもちろん、ポストカードなど記念にぴったりなお土産がずらりと並んでいました。
ミニチュアミュージアムは、台北でゆったりとした時間を過ごすのにぴったりなスポット。ドールハウスやミニチュアが好きな方にとっては本当に楽しいと思うので、天候にかかわらず訪れてほしいです……!
■今回紹介したスポットの情報
施設名:袖珍博物館
住所:台北市中山區建國北路一段96號B1(Googleマップ)
営業時間:10:00~18:00(最終入場17:00)
休館日:月曜日
入場料金
大人:250元(約1150円)
13~18歳:200元(約920円)
6~12歳もしくは110cm以上の児童:150元(約690円)
65歳以上:125元(約575円)
※日本円への換算は、2023年12月の情報です。
※記事中の写真はすべて同館の許可を得て撮影・掲載しています。
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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